近年の車両の動きについて、ダイヤ改正に関わるものを中心に一覧形式でまとめます。
あくまでどの編成が入った、廃車した、の単位では扱いません。大まかな傾向を集めたものです。
なお、憶測部分については見込と記載しています。確証の高い情報のみを掲載するよう心がけていますが、今後の各社の方針変更に伴い大きく変わることが十分予想されます。また調査漏れもある可能性があります。予めご了承ください。
東海道・山陽新幹線用16両編成車両の更新情報
2020年3月 | 700系東海道新幹線乗り入れ終了 |
2020年7月 | N700S営業運転開始 |
2020年度内 | JR東海N700S12本投入予定 JR西日本はN700S2本投入予定 |
2021年度内 | JR東海N700S13本投入予定 JR西日本はN700S投入なし見込 |
2022年度内 | JR東海N700S13本投入予定 JR西日本はN700S投入なし見込 |
2023年度内 | JR東海N700S4本投入予定 JR東海の全N700系をN700Sと同等の走行性能へ改造完了 JR西日本はN700S2本投入予定 2024年3月に東海道新幹線で最高速度285km/hから300km/hまたは330km/hに引き上げ見込 |
2024年度内 | JR東海N700S7本投入予定 |
2025年度内 | JR東海N700S7本投入予定 |
2026年度内 | JR東海N700S7本投入予定 JR西日本は2024年度から2026年度にかけN700S4本を投入、N700系4本を置き換え JR西日本の全N700系をN700Sと同等の走行性能へ改造完了 |
2027年度内 | JR東海N700S7本投入予定 JR西日本N700S2本を投入、N700系2本を置き換え |
2028年度内 | JR東海N700S6本投入予定 |
2029年度~2030年度内 | JR西日本N700S8本を投入、N700系8本を置き換え |
山陽・九州新幹線の車両更新情報
2022年6月~9月頃 | 西九州新幹線開業に伴いJR九州N700S(6両編成)を導入 |
2026年度内 | N700系4本を16両から8両に減車し500系4本を置き換え |
2027年度内 | N700系2本を16両から8両に減車し500系2本を置き換え、500系新幹線引退 |
2028年度~2030年度以降 | N700系8本を16両から8両に減車し700系8両編成ひかりレールスター8本を置き換え、 |
2032年ごろ | N700系を16両から8両に減車し700系8両編成ひかりレールスターを完全置き換え、700系8両編成ひかりレールスター引退見込 |
上越・北陸新幹線の車両更新情報
2019年10月 | E7系・W7系計10本が浸水被害、のちに廃車 |
2023年3月まで | E7系を死ぬ物狂いで導入 上越新幹線で最高速度を240km/hから275km/hに引き上げ 量産先行車(E8系、EX系など)を除き他の新幹線車両を投入する余裕はないものとみられる |
2024年3月 | 北陸新幹線敦賀延伸 敦賀延伸に合わせW7系を11本増備 |
東北・北海道新幹線の車両更新情報
2023年3月まで | 量産先行車(E8系、EX系など)を除き他の新幹線車両を投入する余裕はない見込 |
2024年3月 | 山形新幹線用E8系営業運転開始 東北新幹線内で300km/h運転を実施(従来のE3系の275km/hより引き上げ) |
2026年3月 | 山形新幹線「つばさ」が臨時列車含めE8系に統一、併結相手もE5系に統一 E2系がこの時までに引退 全ての「やまびこ」で300km/h運転開始 |
2028年3月以降 | 東北新幹線用EX系(仮称、イーテンけい)営業運転開始 東北新幹線の最高速度を320km/hから360km/h運転に引き上げ(盛岡~新青森間は260km/hから320km/hに引き上げ) 秋田新幹線併結列車は最高320km/h運転を継続(FASTECH360の際にミニ新幹線用車両が最高速度引き上げの足を引っ張ったので、ALFA-Xのミニ新幹線仕様車両は出ない) |
2031年以降 | 北海道新幹線札幌延伸 HX系(仮称、EX系のJR北海道仕様車)の投入完了 H5系がこの時までに引退またはE5系に転用 |
在来線特急の車両更新情報
2020年3月 | 251系(「スーパービュー踊り子」型車両)引退 E261系(「サフィール踊り子」型車両)営業運転開始 E257系の「踊り子」運用開始 271系(新「はるか」型車両)営業運転開始 |
2021年3月 | 185系が特急「踊り子」から引退 |
2022年7月 | HC85系が「ひだ」で営業運転開始 |
2023年3月 | 高崎線特急「草津」「あかぎ」を651系7両編成からE257系5両編成に置き換え |
2023年7月 | HC85系が「南紀」で営業運転開始、キハ85系引退 |
2023年~2024年 | 381系「やくも」を新型車両273系に置き換え |
2024年以降 | 房総特急で車両再編、255系定期運用離脱でE259系・E257系化 |
2024年~2027年 | 681系、281系(「はるか」型車両)、283系(旧「オーシャンアロー」型車両)を新型車両に置き換え 681系の置き換えは北陸新幹線弦が延伸に伴う金沢~敦賀間在来線特急運転廃止も影響 |
2026年以降 | 西武新宿線特急「小江戸」をライナー化見込み |
在来線普通列車の車両更新情報
2019年10月 | 和歌山線五条~和歌山間及び紀勢本線和歌山市~和歌山間の電車を227系に統一 |
2021年3月 | 横須賀線・総武快速線・房総各線でE235系運転開始 紀勢本線の全普通電車を225系及び227系に統一 七尾線で227系運転開始 |
2022年10月~2023年内 | 草津線・湖西線等の113系・117系を主に減便による余剰車で置き換え |
2024年3月まで | JR京都線・JR神戸線等の快速から221系が引退 大和路線・おおさか東線で普通列車含め全車221系に統一 201系廃止 |
2024年~2026年 | 岡山県内のJR西日本各線に227系を投入、115系や117系などを置き換え見込み |
2026年3月まで | JR東海管内の211系・213系・311系を315系に置き換え |
都市鉄道の両数増減情報
2020年3月 | 阪神本線快速急行で8両運転開始 |
2023年3月 | 東急目黒線で8両運転開始 少なくとも東急車全車及び都営車の一部が6両から8両に増結 |
2025年~2027年頃 | 東武野田線で6両から5両に順次減車 |
2030年頃 | つくばエクスプレスで8両運転開始 |
都市鉄道の運用数増減情報
ダイヤ改正の研究によって得られた1日の中で必要な最大車両運用数の増減のうち都市鉄道分ついてグラフおよび一覧にしています。
車両増備の際に予備車をさらに確保するために運用増加数=車両増備数とならないことがあります。
また2002年以降鉄道各社で電車の点検周期を延長していることから、予備車を削減する傾向にあります。運用数が同じでも予備車削減により新車投入時に1本減らすことが近年増えています。
なお昼間は一番車両運用に余りがありますので、昼間に増発・減便を行おうと最大車両運用数の増減はありません。
グラフは以下の通り
一覧は以下の通り
各路線名を押すと関連するダイヤ改正記事に移動することができます
凡例 +:増加分 △:減少分
実施時期 | 路線名 | 運用増減 |
---|---|---|
2024年3月 | 北大阪急行電鉄 | +3運用(延伸による) |
2024年3月 | 福岡市地下鉄七隈線 | +1運用 |
2024年3月 | つくばエクスプレス | +1運用 |
2024年3月 | 名古屋市営地下鉄鶴舞線 | △1運用 |
2024年3月 | 近鉄大阪線 | 6両+1運用、6運用減車(10両→8両)、10両運用消滅 |
2023年6月 | JR九州鹿児島本線 | +1運用(8両) |
2023年3月 | JR東日本京葉線 | +1運用 |
2023年3月 | 東急東横線 | 2運用増車(8両→10両) |
2023年3月 | 東急目黒線・新横浜線 | +3運用(8両・新横浜線開業による)・21運用増車(6両→8両) |
2023年3月 | 相模鉄道 | △1運用(10両)・6運用減車(10両→8両) |
2023年3月 | 東京メトロ千代田線 | △1運用(3両) |
2023年3月 | 横浜シーサイドライン | △1運用 |
2023年3月 | 横浜市営地下鉄ブルーライン | △1運用 |
2023年3月 | JR西日本おおさか東線 | +1運用(延伸による) |
2023年3月 | 福岡市地下鉄七隈線 | +4運用(うち2運用は延伸分) |
2022年12月 | 阪急京都線 | 8両△1運用・7両△2運用・2運用減車(10両→8両)、10両運用消滅 |
2022年12月 | 阪急宝塚線 | 8両△1運用・4運用減車(10両→8両)、10両運用消滅 |
2022年12月 | 阪急神戸線 | 8両△1運用・3運用減車(10両→8両) |
2022年12月 | 阪急伊丹線 | 4両△1運用 |
2022年12月 | 能勢電鉄 | 4両△2運用 |
2022年11月 | 京急電鉄 | 8両△2運用・4両△7運用 |
2022年11月 | 都営地下鉄浅草線 | △1運用、のちに5300形引退 |
2022年9月 | JR九州鹿児島本線・日豊本線など | △18運用(4両) |
2022年9月 | 名古屋市交通局東山線 | △1運用 |
2022年8月 | 東京メトロ銀座線 | △5運用 |
2022年8月 | 東京メトロ丸ノ内線 | △4運用(うち6両1運用、3両3運用)、3両運用消滅 |
2022年8月 | 西日本鉄道 | 7両△2運用・4両△2運用 |
2022年6月 | 神戸市交通局西神山手北神線 | △1運用 |
2022年3月 | JR東日本山手線 | △5運用 |
2022年3月 | JR東日本京浜東北線・根岸線 | △4運用 |
2022年3月 | JR東日本東海道線・高崎線・宇都宮線 | △3運用(10両編成のみ) |
2022年3月 | JR東日本横須賀線・総武線快速 | △2運用(15両) |
2022年3月 | JR東日本中央線快速 | △1運用 |
2022年3月 | JR東日本中央総武線各駅停車 | △2運用 |
2022年3月 | JR東日本常磐線快速 | 10両△4運用(うちE231系3運用、E531系1運用)、5両△3運用(うちE231系2運用、E531系1運用) |
2022年3月 | JR東日本京葉線 | △2運用(10両) |
2022年3月 | JR東日本南武線 | △1運用 |
2022年3月 | 西武新宿線 | △1運用 |
2022年3月 | 東武伊勢崎線 | 8両△3運用・1運用減車(8両→6両) |
2022年3月 | つくばエクスプレス | △1運用 |
2022年3月 | JR西日本京都線・神戸線 | 12両△1運用・7両△2運用 |
2022年3月 | JR西日本大和路線・奈良線 | 8両△1運用・6両△3運用・4両△1運用 運用減により103系引退 |
2022年3月 | JR西日本阪和線 | △8運用(4両) |
2022年3月 | 神戸電鉄 | △3運用(4両1運用・3両2運用) |
2022年2月 | 京成本線 | △2運用(いずれも6両) |
2021年9月 | 京阪本線 | △7運用(いずれも7両) |
2021年9月 | 京阪宇治線 | △1運用 |
2021年7月 | 近鉄大阪線 | △1運用(6両) |
2021年7月 | 近鉄京都線・橿原線 | △2運用 |
2021年7月 | 近鉄南大阪線 | △1運用 |
2021年6月 | 横浜市営地下鉄グリーンライン | △2運用(4両) |
2021年3月 | 横浜シーサイドライン | +2運用(うち+1運用は金沢八景駅本駅舎開業による) |
2021年3月 | JR東日本宇都宮線 | △1運用(15両) |
2021年3月 | 東京モノレール | △2運用 |
2021年2月 | ゆいレール | △2運用 |
2020年6月 | 東武日光線・宇都宮線 | △1運用(4両) |
2020年6月 | 東武伊勢崎線 | 2運用減車(6両→3両) |
2020年6月 | 東武佐野線 | 2運用減車(3両→2両) |
2020年3月 | 都営日暮里・舎人ライナー | +2運用 |
2020年3月 | つくばエクスプレス | +4運用 |
2020年3月 | 東武野田線 | +1運用 |
2020年3月 | 神戸電鉄 | △1運用(4両) |
2020年1月 | 横浜市営地下鉄ブルーライン | △1運用 |
2020年1月 | 東京メトロ銀座線 | △1運用 |
2019年10月 | ゆいレール | +4運用(延伸による) |
2019年7月 | 東京メトロ丸ノ内線 | △1運用(3両) |
2019年3月 | JRおおさか東線 | +3運用(延伸による) |
2019年3月 | 南海本線 | △1運用(8両) |
2018年4月 | ゆいレール | +1運用 |
2018年3月 | 東急大井町線 | 急行+2運用・4運用増車(6両→7両) 各停△1運用 |
2017年10月 | 東京メトロ銀座線 | +1運用 |
2017年10月 | JR東日本常磐線快速 | +3運用(E531系15両) |
2017年5月 | 都営日暮里・舎人ライナー | +1運用 |
2017年5月 | 東京メトロ銀座線 | +1運用 |
2017年3月 | 神戸電鉄 | 1運用減車(4両→3両) |
2015年3月 | 阪急宝塚線 | 2運用減車(10両→8両) |
2015年3月 | JR東日本常磐線快速 | +2運用(品川延伸による・E231系15両) |
2015年3月 | JR東日本京浜東北線・根岸線 | △1運用 |
※△は運用数減少を表します。
新線開業・大規模改良情報
各路線名を押すと関連するダイヤ改正予測記事に移動することができます
2027年以降 | JRリニア中央新幹線品川~名古屋間 | 新規開業 |
2027年3月 | JR東北新幹線・奥羽本線福島 | 連絡線の複線化 |
2024年3月 | 北大阪急行電鉄千里中央~箕面萱野間 | 延伸開業 |
2024年3月 | JR北陸新幹線金沢~敦賀間 | 延伸開業 |
2023年3月 | JR東海道線大阪 | 地下ホーム設置(うめきた地下駅) |
2023年3月 | JR奈良線京都~城陽間 | 複線化完了 |
2023年3月 | 東急新横浜線・相鉄新横浜線日吉~新横浜~羽沢横浜国大間 | 新規開業 |
2022年度 | 福岡市交通局七隈線天神南~博多間 | 延伸開業 |
2022年9月23日 | JR西九州新幹線武雄温泉~長崎間 | 新規開業 |
2020年6月 | JR埼京線・湘南新宿ライン渋谷 | ホーム移設 |
2020年3月 | 東武野田線逆井~六実間 | 複線化 |
2020年1月 | 東京メトロ銀座線渋谷 | ホーム移設 |
2019年10月 | 沖縄都市モノレール首里~てだこ浦西間 | 延伸開業 |
2019年3月 | JRおおさか東線新大阪~放出間 | 延伸開業 |