ジャカルタMRTは2019年3月24日、プレスリリースにて南北線を一部開業したと公表した( Selamat Datang MRT Jakarta, Selamat Datang (awal) Perubahan Wajah Ibu Kota! )。今回はこれについて見ていく。
1. 新線開業へ!
今回の2019年3月24日ジャカルタMRTダイヤ改正では、南北線を部分開業した。
南北線はBundaran HI – Lebak Bulus Grab 間の12駅間、15.7kmに至る路線で、最高速度は100km/hとなっている。全線所要時間は29分となっている。
車両は日本車輌製の6両編成の新車で、JR東日本や東京メトロのお古ではない。
なおジャカルタ中心部のコタまでの延伸は2025年を予定している。それまでの間は北の終点1つ手前のDukuh Atas BNI からスカルノハッタ空港連絡鉄道やKRL環状線に乗り継ぐことでジャカルタ・コタに向かうことができる。
運転間隔について見ていくと、平日朝夕ラッシュ時は5分間隔、平日昼間・土休日終日は10分間隔での運転となっている。このことから昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は50.0%となっている。
初終電について見ていくと、初電は下り南行き(Bundaran HI発Lebak Bulus Grab行き)はBundaran HI 5時06分発、上り北行き(Lebak Bulus Grab発Bundaran HI行き)はLebak Bulus Grab 5時00分発となっている。
また終電は下り南行き(Bundaran HI発Lebak Bulus Grab行き)はBundaran HI 23時31分発、上り北行き(Lebak Bulus Grab発Bundaran HI行き)はLebak Bulus Grab 23時12分発となっている。
2. 結び
今回の2019年3月24日ジャカルタMRTダイヤ改正では、新設による都市鉄道であるMRTの開業により、市南部方面の利便性が向上した。
今後ジャカルタMRTでどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
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