港鉄(澳門)は2019年12月9日、プレスリリースにて12月10日にタイパ線を一部開業すると公表した( 澳門輕軌,助你便捷出行,暢通無憂 )。今回はこれについて見ていく。
1. マカオ初の都市鉄道開業へ!
今回の2019年12月10日マカオLRTダイヤ改正では、マカオ初の都市鉄道を運行することとなった。
運営はマカオ半島線が開業するまでは香港資本の港鉄(澳門)が行う。マカオで一番使われる通過がマカオパタカではなく香港ドルなあたり、共産圏資本ではなく香港資本で造りたかったのだろう。
今回開業したのはタイパ線で、海洋~タイパ埠頭間の10駅間、8.06kmとなっている。新交通システムAPM(三菱重工製AGT)による2両編成の運行で、最高速度は80km/h、全線所要時間は22分となっている。途中空港や蓮花口岸を通ることから、マカオから外に出るための駅が多い。
平日朝夕ラッシュ時は約7~8分間隔、昼間は平日・土休日共に約10分間隔となっている。
初終電について見ていくと、初電は東行き(海洋発タイパ埠頭行き)が海洋6時30分発、西行き(タイパ埠頭発海洋行き)がタイパ埠頭6時30分発となっている。
また終電は東行き(海洋発タイパ埠頭行き)が海洋23時15分発、西行き(タイパ埠頭発海洋行き)がタイパ埠頭23時15分発となっている。
2. 結び
今回の2019年12月10日マカオLRTダイヤ改正では、マカオ初の都市鉄道が開業した。
今後マカオ特別行政区内の都市鉄道の発展によりどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
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