関東鉄道は2021年9月17日、プレスリリースにて10月2日にダイヤ改正を行うと公表した( 常総線のダイヤ修正について )。今回はこれについて見ていく。
1. 朝の時刻調整でわずかに減便へ
今回の2021年10月2日関東鉄道ダイヤ改正では、2021年3月13日関東鉄道ダイヤ改正以来約6か月半ぶりに常総線でダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では朝を中心に見直しを図っている。
まずは平日。水海道6時20分初普通取手行き及び取手7時02分発普通水海道行きの1往復を廃止した一方で、水海道7時59分発普通取手行き及び取手8時30分発普通水海道行き1往復を新設している。
取手9時19分発普通守谷行きを取手9時18分発普通水街道行きに延長し、折返しだった守谷9時48分発普通取手行きを廃止している。
また水海道10時01分発普通下館行きを廃止している。
また土休日は水海道6時25分発取手行を廃止している。
2. 昼間に守谷始発終着の下館方面列車設定へ
今回の2021年10月2日関東鉄道ダイヤ改正では、平日・土休日ともに昼間に守谷始発終着の下館方面列車を追加している。
これまで下館方面の列車は昼以降はたいてい水海道で乗り換えを要することが多かった。しかし今回のダイヤ改正で守谷~水海道間の列車と統合し守谷始発終着として設定することとなった。
これによりこれまでJR常磐線との連絡を意識していたものを、守谷行きとすることでつくばエクスプレスへの連絡を改善させることとしているようだ。
なお今回のダイヤ改正でもつくばエクスプレスはダイヤ改正を行わなかった。
3. 結び
今回の2021年10月2日関東鉄道ダイヤ改正では、朝や昼間に調整を行った。
今後関東鉄道でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。
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