JR東日本東北本部は2022年11月2日、プレスリリースにて11月に只見線でダイヤ改正を行うと公表した( 只見線 会津川口駅~只見駅間 一部列車の延長運転について )。またJR東日本新潟支社は2022年11月2日、プレスリリースにて11月に只見線でダイヤ改正を行うと公表した( 只見線 臨時列車のお知らせ )。今回はこれらについて見ていく。
1. 運転再開から1か月で延長と増車へ!
今回の2022年11月JR東日本臨時列車運転では、只見線で定期列車の延長運転を行う。
只見線は2022年10月1日に全線運転を再開したばかりだが、たった1か月で増発することとなった。
今回運転区間を延長するのは会津川口~只見間となっている。対象列車は会津若松7時41分発会津川口行きおよび会津川口12時29分発会津若松行きとなっている。
11月3日~13日の土休日に実施するが、その後も効果があれば実施日を増加するだろう。
また所定2両のところ1両増車し3両編成で運転する。
が、この臨時列車の設定が決まったのが運転開始前日の11月2日、つまり急きょ決まったのである。
これにより今回の臨時列車運転で会津川口~只見間は1往復増発して4往復になる。
2. 新潟県内でも増発へ!
今回の2022年11月JR東日本臨時列車運転では、新潟県内でも増発を図る。
今回の臨時列車運転では、会津川口~只見間の延長運転に合わせ只見~小出間で臨時列車を増発する。今回設定するのは小出9時00分発只見行きと只見11時15分発小出行の1往復となっている。これらの列車は先述した只見発着に延長した列車に連絡する。
このうち小出9時00分発只見行きは東京7時04分発上越新幹線「とき303号」浦佐連絡で利用できるし、各駅乗り換え時間も10~14分とかなり接続がいい。このため東京から日帰り只見線周遊ができる。
ただ今回の延長列車に接続するこの臨時列車、運転日を11月12日と11月13日に限っている。これは急遽設定したために人員が間に合わず、東北本部側の臨時増発と開始日を合わせられなかったためだろう。
今後只見線で増発する場合には全区間で増発することが多くなりそうだが、今回急きょ決まった増発により11月3日・11月5日・11月6日は臨時列車から小出方面に連絡する列車がないことになる。
3. 結び
今回の2022年11月JR東日本臨時列車運転では、只見線で定期列車の臨時延長を行ったり臨時列車の増発を図ることとなった。
今後只見線でどのように列車を設定していくのか、見守ってゆきたい。
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