西武直通含め長瀞・秩父増強も急行秩父路料金徴収再開へ! 秩父鉄道ダイヤ改正(2023年3月18日)

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西武直通含め長瀞・秩父増強も急行秩父路料金徴収再開へ! 秩父鉄道ダイヤ改正(2023年3月18日)

秩父鉄道は2023年2月27日、プレスリリースにて3月18日にダイヤ改正を行うと公表した( 2023年3月18日(土)ダイヤ改正 長瀞・秩父地域へのおでかけに長瀞行の列車を増発 )。今回はこれについて見ていく。

2023年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 長瀞・秩父へ増発へ!

今回の2023年3月18日秩父鉄道ダイヤ改正では、2022年10月1日秩父鉄道ダイヤ改正以来約5か月ぶりにダイヤ改正を行った。

今回のダイヤ改正では、昼間を中心に秩父・長瀞方面で増発を図る。寄居行きを長瀞行きに伸ばすことにより増発を図ることとなった。

このほか羽生~熊谷間は平日夕方に1往復、土休日夕方に2往復増発することとなった。




2. 料金不要急行増発で急行券必要の秩父路と混在へ!

今回の2023年3月18日秩父鉄道ダイヤ改正では、西武線からの長瀞行きを料金不要の急行に格上げする。なお2022年4月1日のICカードPASMO導入に伴い急行「秩父路」は急行料金210円を廃止、料金不要で急行を利用できるようになっている。

このため今回のダイヤ改正では西武秩父線からの直通列車長瀞行きを普通から急行に格上げ、速達化を図ることとなった。なお長瀞始発の西部線直通列車は引き続き秩父鉄道線内普通として運転する。

ただ2023年4月1日より急行秩父路の急行料金210円を復活することとなった。これにより2023年4月1日以降、秩父鉄道には急行券の必要な「秩父路」と料金不要の急行が同じ急行という種別で混在することになる

急行「秩父路」の車両6000系は旧西武レッドアロー車両で、老朽化が激しい。将来的な普通電車への置き換えも兼ねて先行して急行料金不要化を図っていたと思っていたのだが、増収の必要があるため急行料金を復活させることにしたらしい。

なお合わせて2023年4月1日よりSLパレオエクスプレスは自由席を廃止し全車指定席となる。SL自由席県は800円なのに対しSL指定席券は1,100円となるので、自由席利用と比べると300円の値上げとなる。


4. 結び

今回の2023年3月18日秩父鉄道ダイヤ改正では、秩父長瀞方面を中心に列車の増発を図った一方で、急行「秩父路」の急行料金徴収を再開することにより急行券の必要な急行と料金不要の急行が混在することとなった。

観光需要が戻りつつある中秩父鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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