韓国鉄道KORAILは2022年6月2日、プレスリリースにて6月1日および6月16日にムグンファ号で運用変更を行うと公表した( 韓国鉄道KORAIL、2022年6月1日および6月16日にムグンファ号で運用変更 プレスリリースリンク不可のためTwitterに挙げた画像(内容同じ)にて代用 )。今回はこれについて見ていく。
1. ムグンファ号の早朝深夜運転廃止へ
今回の2023年6月1日および6月16日韓国鉄道KORAIL運用変更では、急行格列車ムグンファ号で減車を図った。
今回の運用変更では、龍山発着の湖南線・全羅線・長項線ムグンファ号でおもに6両運転または5両運転のところ、1両ずつ減車した。これにより湖南線・全羅線・長項線の龍山乗り入れムグンファ号に4両編成が登場する。
また朝を中心に行っていたムグンファ号の7両運転をすべて6両に減車することとなった。これにより7両ムグンファ号が消滅、定期列車のムグンファ号は最長6両となる。
ムグンファ号は最盛期は10両運転を行っていたが。機関車けん引の客車列車ムグンファ号も縮小傾向。多客時にはソウル~釜山間のムグンファ号は所定5両または6両のところ8両まで増結するそうなので、あくまで通常期の減車ということなのだろう。
おそらく6両への減車は2023~2024年に投入する年新型車両ITX-セマウル用車両が4両固定編成および6両固定編成であるから、置き換えに合わせ両数を合わせにいっているのだろう。
3. 結び
今回の2023年6月1日および6月16日韓国鉄道KORAIL運用変更では、2023年~2024年に登場する見込みの新型車両ITX-セマウル電車への置き換えに向け、置き換え対象の機関車けん引の客車列車ムグンファ号が減車することとなった。
今後韓国鉄道KORAILでどのようなダイヤ改正を実施するのか、みまもってゆきたい。
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