客車普通列車復活へ! 大井川鐵道臨時運用変更(2023年6月~7月)

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客車普通列車復活へ! 大井川鐵道臨時運用変更(2023年6月)

大井川鐵道は2023年6月14日、プレスリリースにて6月20日より客車普通列車を運転すると公表した( ~蘇る、昭和の日常~大井川本線 普通客レ )。今回はこれについて見ていく。

1. 平日夕方から夜にかけ客車列車運転へ!

今回の2023年6月大井川鐵道臨時運用変更では、普通電車の一部を電気機関車けん引の客車普通列車で代走する。

大井川鐵道は蒸気機関車SLや電気機関車ELを運行していることから、2023年現在も客車を保有している。ただ客車はあくまでSL・ELなどの観光用が主で、地域利用用には大手私鉄が50年以上前に導入した電車を中古で譲り受け走っている。もはや動く鉄道博物館と言われるのはそのためだ。

だがそれらの車両にも点検が必要なことから運用繰りが賄いきれないことがある。そこで今回の2023年6月大井川鐵道臨時運用変更では、普通電車の代走として電気機関車けん引の客車列車を運転することとしたのである




今回の運用変更で客車として運転するのは2023年6月20日~22日および6月27日~30日の平日のみ7日間、金谷~家山間を16時10分~20時44分に発着する普通列車3往復7本となっている。

編成はE101電気機関車とE32電気機関車ではさんだ43系客車と33系客車となっている。あくまで普通列車の代走扱いのため、客車は普通電車と同じ2両となっている。

また家山での折り返しの観点もあり、プッシュプル運転となっている。

なおこの客車普通列車では車掌が乗務するため、通常普通列車のような整理券精算方式ではなく車内補充県の発券を行うほか、車内販売も実施する。もっとも乗車整理券方式ではないのは客車普通列車がワンマン非対応だからなのだが、車内販売も行うとは代走にしては恐れ入る。

(2023.6.22 追記)なおその後運転期間の延長を公表し、2023年7月1日土曜日~7月13日木曜日に土日含めて運転することとなった。


2. 結び

今回の2023年6月大井川鐵道臨時運用変更では、普通列車に電気機関車けん引の客車を投入することとなった。

今後大井川鐵道でどのような列車を設定していくのか、楽しみにしたい。

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