広島電鉄は2023年8月24日、プレスリリースにてにて8月28日にダイヤ改正を行うと公表した( 平日朝ラッシュ時間帯の一部便 行先変更と臨時便運行のお知らせ )。今回はこれについて見ていく。
1. 宮島線で平日朝の広電本社前行き1本復便へ!
今回の2023年8月28日広島電鉄ダイヤ改正では、市内電車・宮島線ともに2023年7月24日広島電鉄ダイヤ改正以来約1か月ぶりにダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正では宮島線を中心に増発を行う。
8月24日公表、8月28日増発と4日しか猶予がなかったことを考えると、相当な緊急事態だったのだろう。
今回のダイヤ改正での変更点は2つである。
1つは平日朝の広電宮島口7時24分発広電西広島行きを広電本社前行きに延長し広島市街地までの乗り入れを行うこと。この電車は前回2023年7月24日広島電鉄ダイヤ改正までは3号線広電本社前行きだった。たった1か月前までは平日朝の宮島線は広島駅行きと広電本社前行きしかなかったのだが、前回のダイヤ改正で3号線を大幅に減便したため平日朝の広電本社前行きの約半数を広電西広島行きに短縮、紙屋町などの広島市街地乗り入れ便を縮小した。
が、広電西広島止めでは広島市街地へ向かう利用者が乗れないため混雑が広島駅行きやわずかに残った広電本社前行きに集中するようになってしまった。
そこで今回のダイヤ改正では広電西広島行きに短縮した1本を広電本社前行きに戻すことで、混雑を分散させようとしたものである。
2. 宮島線で平日朝に1本増便へ!
今回の2023年8月28日広島電鉄ダイヤ改正では、宮島線内でも1本を増発する。
今回増発するのは商工センター入口7時47分発広電西広島行きとなっている。先述した広電本社前行きに延長した便の直前を運行する。
扱いは臨時便としているが、実質定期運行だろう。
これにより今回のダイヤ改正では平日朝に商工センター入口→広電西広島→広電本社前間で1本増発することとなった。
3. 結び
今回の2023年8月28日広島電鉄ダイヤ改正では、宮島線で平日朝に増発を図り混雑を分散させることとした。
今後広島駅駅前大橋乗り入れを果たし山陽新幹線アクセスを向上する広島電鉄で今後どのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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