光州線通勤列車廃止で韓国気動車列車全廃へ! 韓国鉄道KORAILダイヤ改正(2023年12月18日) 광주선 통근열차 폐지

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光州線通勤列車廃止で韓国気動車列車全廃へ! 韓国鉄道KORAILダイヤ改正(2023年12月18日)

韓国から気動車列車消滅します。

韓国鉄道KORAILは2023年12月1日、プレスリリースにて12月18日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこのうち光州線について見ていく。

1. 光州線通勤列車廃止へ!

今回の2023年12月18日韓国鉄道KORAILダイヤ改正では、 光州線通勤列車を廃止し管内すべての通勤列車を廃止する。

通勤列車は旧トンイル号の準急格列車のことで、4ドアの通勤電車のことではない(韓国ではKORAIL運営の4ドア通勤電車のことを広域電鉄と言っており、今回の通勤列車とは全くの別もの)。

今回廃止となるのは光州松汀~光州間の2駅間運転の光州線通勤列車15往復30本となっている。昼間でも10分間隔で来る光州地下鉄1号線もあるため韓国鉄道KORAILではとっとと廃止しようとしていたが、光州広域市が毎年15億ウォン(約1億6000万日本円)を拠出することで片道1,000ウォンの破格の安さで運転していた。

1996年から投入した車両老朽化で車両置き換えが必要になり、60億ウォンの用意が光州広域市でできなかったため、今回の2023年12月18日ダイヤ改正で車両老朽化を理由に光州線通勤列車全15往復30本を全廃止、列車種別としての通勤列車が消滅することとなった

これにより光州駅に乗り入れる列車は湖南線龍山~光州間の特急格電車ITX-セマウル4往復8本と急行格列車ムグンファ号12本の合計20本のみとなり、実に6割減となる。

また同日ムグンファ号RDC気動車もすべて引退、これにて韓国の気動車列車が全廃することとなった


2. 結び

今回の2023年12月18日韓国鉄道KORAILダイヤ改正では、車両老朽化に伴い光州線通勤列車を廃止し気動車運用が韓国国内から消滅することとなった。

今後新車導入で車両の近代化を図る韓国鉄道KORAILでどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

関連情報:韓国鉄道KORAIL、2023年12月18日にダイヤ改正 – X(韓国鉄道KORAILからの引用不可のためXで代用)

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