南昌地下鉄は2017年8月16日、プレスリリースにて8月18日に地下鉄2号線を開業したと公表した( 南昌将迎来地铁换乘时代 )。今回はこれについて見ていく。
1. 2号線開通で利便性増強へ
今回の2017年8月18日南昌地下鉄ダイヤ改正では、南昌地下鉄では2本目の路線となる2号線が開業する。
開業したのは地下鉄大厦から南路までの17駅、総延長19.6kmとなっており、現在開業している区間で最も北側となる地下鉄大厦ではすでに開業している1号線と乗り換えることができるほか、途中駅で路線のほぼ中央に位置している南昌西駅では中国国鉄と乗り換えることができる。
今回の新線開業に伴い、南昌地下鉄では6両編成22本を導入している。
運転間隔は終日8分間隔となっており、昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は100.0%となっている。中国では郊外路線でない限り大連地下鉄の昼間10分間隔が最も運転間隔が広くなっているが、多くは広くても昼間8分間隔で設定することが多い。今回の昼夕輸送力比100.0%というのは地域輸送性を考慮したものなのだろう。
初電は上下方向とも始発駅7時ちょうど発、終電は始発駅21時ちょうど発となっている。
2. 結び
今回の2017年8月18日南昌地下鉄ダイヤ改正では、2号線開業に伴い大幅に利便性が向上された。2号線は今後南昌市中心部に近い東側へ延伸計画があり、今後既に開業している1号線も含めて、今後どのように発展していくのか見守ってゆきたい。
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