中央本線夜行特急アルプスに合わせ臨時快速増発へ！　アルピコ交通臨時列車・臨時バス運転(2024年7月～9月)

アルピコ交通は2024年7月9日、プレスリリースにて2024年7月～9月にJR東日本が運転する夏の臨時列車特急「アルプス」の運転に合わせ臨時列車を運転すると公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 特急「アルプス」に合わせノンストップ臨時快速増発へ！

今回の2024年7月～9月アルピコ交通臨時列車運転では、中央本線夜行特急「アルプス」の運転に合わせ臨時列車を増発する。

中央本線夜行特急「アルプス」は新宿発7月12日・8月9日・9月13日・9月20日の23時58分に出発するが、松本駅・白馬駅に到着する翌朝に臨時列車を増発することとした。

今回運転するのは松本5時10分発快速新島々行きとなっている。新島々では上高地方面のバスに乗り換えることができる。

昼間なら全駅停車で20分かかるところ、この臨時ノンストップ快速で24分で到達できる。

この送り込みとして新島々4時40分発快速松本行きも運転する。

このほか白馬駅から猿倉・栂池方面臨時バスをそれぞれ白馬6時30分発で増発する。

なお中央本線夜行特急「アルプス」は10月11日・11月1日金曜日の新宿23時58分発にも運転するが、今のところこれに接続するアルピコ交通上高地線列車や各種バスの臨時増発はない。利用が少なく採算に見合わなかったということなのだろうか。

今回の2024年7月～9月アルピコ交通臨時列車運転では、JR東日本中央本線特急「アルプス」運転に合わせ早朝に臨時列車や臨時バスを増発することとした。

今後2024年問題などによるバス乗務員不足で夜行バスの縮小が避けられない中、JR東日本を含む日本の鉄道各社でどのような夜行列車を設定するのか、そしてその接続交通をどのように設定するのか、見守ってゆきたい。