津山線ノンストップ列車と新型車両DEC700運転開始へ！　JR西日本岡山支社臨時列車運転(2024年9月～11月)

JR西日本岡山支社は2024年5月27日、プレスリリースにて2024年9月～11月に運転する秋の臨時列車を公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 津山線でノンストップ列車増発へ！

今回の2024年9月～11月JR東日本岡山支社臨時列車運転では、津山駅を中心に臨時列車を多数設定する。

津山線では最大2往復を増発し、1往復で増車する。

まず火曜～日曜運転の週6日運転列車としてノンストップ列車直通快速森の芸術祭ライナーを運転、岡山10時55分津山行きと津山17時10分発を運転する。なお月曜日が祝日の場合は火曜日に運休する。

さらに土休日にはノンストップ列車直通快速森の芸術祭ライナーを岡山7時52分発津山行きと津山12時56分発岡山行きの1往復を増発、合計2往復の増発とする。

この増発に際し美祢線用キハ120形3両も使用している。ただノンストップのわりに岡山～津山間の所要時間は1時間22分～1時間34分もかかっており、快速ことぶきの約1時間10分どころかもはや普通列車並みの所要時間となっている。95km/hどころか高速化前の85km/hすら出していないのではないか。

このほか岡山9時51分発快速ことぶき津山行きと津山15時53分発快速ころぶき岡山行き1往復を2両から3両に毎日増車する。

今回の2024年9月～11月JR東日本岡山支社臨時列車運転では、新型車両DEC700系の営業運転を開始する。

今回運転するのは2024年9月28日～11月24日の土休日、姫新線津山8時28分発新見行きと新見15時48分発津山行きの1往復となっている。

車内に運転区間の路線図をわざわざ掲載しているという手の入れようだ。

ただ試作車のみで増備の見込みがないことを考えると、キハ40系列の置き換えをDEC700系では行わないだろうしイベント列車に徹するのだろう。

今回の2024年9月～11月JR東日本岡山支社臨時列車運転では、

今後JR西日本でどのように見守ってゆきたい。