大邱交通公社は2024年9月20日、プレスリリースにて10月7日に全線でダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 平日夕ラッシュ時を1時間繰り上げへ!
今回の2024年10月7日大邱交通公社ダイヤ改正では、地下鉄1号線、地下鉄2号線、モノレール3号線の全線でダイヤ改正を行う。
大邱交通公社は全線で平日ダイヤ・土曜ダイヤ・休日ダイヤの3つで構成しているが、今回のダイヤ改正では主に平日ダイヤと休日ダイヤでダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正は2024年12月の大邱地下鉄1号線安心~河陽間延伸に向けて行うものである。このため河陽への試運転も営業時刻と同じ時刻で実施する。
平日ダイヤは夕ラッシュ時間帯を1時間程度繰り上げる。このほか地下鉄1号線と地下鉄2号線で平日朝に1分程度時刻繰り上げを行うほかは変更なく、運転本数も変わりない。
また土曜ダイヤは地下鉄1号線のみで変更し、1分程度時刻が繰り下がるのみとなっている。
なお地下鉄1号線と地下鉄2号線は平日148往復と土曜140往復、モノレール3号線は平日156往復と土曜148往復のまま変わりない。
2. 休日に減便へ!
今回の2024年10月7日大邱交通公社ダイヤ改正では、休日に減便を図る。
休日ダイヤは朝夜の運転間隔を広げる。地下鉄1号線と地下鉄2号線では8分間隔から9分間隔に、モノレール3号線では7分間隔から8〜9分間隔に広げる。
これにより地下鉄1号線で休日朝に4往復と休日夜に4往復、地下鉄2号線で休日朝に3往復と休日夜に5往復減便し、それぞれ132往復から124往復に減便するほか、モノレール3号線は休日朝に2往復、休日夜間に2往復減便し144往復から140往復に減便した。
3. 結び
今回の2024年10月7日大邱交通公社ダイヤ改正では、平日夕ラッシュ時の時間帯を変更したほか、休日朝夜に減便を図ることとなった。
今後韓国鉄道KORAILの大邱広域電鉄を開業する中、大邱交通公社でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守っていきたい。
関連情報:列車運行時刻調整案内 – 大邱交通公社
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