IRいしかわ鉄道は2024年12月13日、プレスリリースにて2025年3月15日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
敦賀~福井間大増発!2025年3月15日ハピラインふくいダイヤ改正はこちら!
1. 石川県内北陸本線に快速復活へ!
今回の2025年3月15日IRいしかわ鉄道ダイヤ改正では、2024年3月16日IRいしかわ鉄道営業区間拡大に伴うダイヤ改正以来約1年ぶりにダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正では朝夕に快速を増発する。
今回のダイヤ改正では大聖寺7時48分発普通金沢行きを大聖寺7時44分発快速金沢行きに格上げ、小松→金沢間で途中能美根上と松任のみ停車の快速運転を行うことで金沢到着を8時42分から8時22分に20分繰り上げる。これにより所要時間が16分短縮する。6駅しか通過していないのに16分短縮し小松~金沢間を22分で結ぶとは120km/hで走っているのではないか本当に。
そもそも2024年3月15日まで同線上を運行していた北陸本線特急「サンダーバード」「しらさぎ」は130km/h運転の松任停車で金沢~小松間18分運転だったことから、どうやらIRいしかわ鉄道の快速は120km/hを出しているらしい。
なおこの快速金沢行きは途中小松と松任で普通金沢行きに連絡する。また通過駅の乗車チャンスを減らさないよう小松8時30分発普通金沢行きを増発する。またこの送り込みとして富山6時48分発普通金沢行きを富山6時47分発普通小松行きに延長する。
また夕方には金沢18時20分発快速大聖寺行きを増発する。こちらも金沢→小松間を22分運転とおそらく120km/h運転を行う。この列車は普通電車との接続はせず、福井へは行かないため速達効果は石川県内に限られる。
なお22年ぶりの快速運転開始に合わせ、セレモニーを行うほどである。IRいしかわ鉄道は消極運営と言われていたが、JR西日本からの移管区間が大幅に増えたことで快速を復活するほどにまでなるとは。
2. 平日昼間に1往復増発へ!
今回の2025年3月15日IRいしかわ鉄道ダイヤ改正では、平日昼間に1往復増発する。
今回増発するのは金沢10時00分発普通小松行きと小松10時45分発普通金沢行きの1往復である。この1往復は土休日昼間は運転しているが、平日には運転していないかった。この1往復ぞ全日運転に運転日を拡大する。
3. 平日夜間に増発へ!
今回の2025年3月15日IRいしかわ鉄道ダイヤ改正では、平日夜間に増発する。
まずは先述した金沢18時20分発快速大聖寺行き。こちらは全日増発となる。
次に金沢19時40分発普通松任行き。平日のみ運転する。
最後に金沢21時45分発普通小松行き。金曜日のみ増発する。
4. 結び
今回の2025年3月15日IRいしかわダイヤ改正では、朝夕の増発に際し快速として増発したことから22年ぶりに石川県内北陸本線に快速を設定することで旧北陸特急の代替を図ることとした。
今後IRいしかわ鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
敦賀~福井間大増発!2025年3月15日ハピラインふくいダイヤ改正はこちら!
関連情報:2025年3月ダイヤ改正について – IRいしかわ鉄道
コメント