延伸を見据えて増発へ! 沖縄都市モノレールゆいレールダイヤ改正(2019年9月1日)

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沖縄都市モノレールは2019年7月19日、プレスリリースにて9月1日にダイヤ改正を行うと公表した( 混雑緩和のため「ダイヤ改正」を実施いたします。 )。今回はこれについて見ていく。

1. 平日朝ラッシュ時に増発へ

今回の2019年9月1日沖縄都市モノレールダイヤ改正では、2019年4月2日ダイヤ改正以来約5か月ぶりにダイヤ改正を実施する。

今回のダイヤ改正は混雑緩和目的と言っているが、内容を見ると2019年10月1日のてだこ浦西延伸を見据えて実施されるものとなっている。内容を見ると、以前行ったてだこ浦西延伸時のダイヤ改正予測の通り、平日朝ラッシュ時の4分間隔運転時間が24分から40分に拡大した。これにより全日で1本増発し、1運用が増加したようだ。

このダイヤ改正はてだこ浦西延伸時のダイヤを想定しているものであるから、2019年10月1日のてだこ浦西延伸に伴うダイヤ改正ではこのまま首里発着の列車の大部分がてだこ浦西発着に延長するものと思われる。

また2019年9月1日以降、てだこ浦西発着で全線通しでの運転を想定し試運転を行う可能性があり、首里駅到着ホームが2番線から1番線に切り替わる可能性がありそうだ。

ただ、今回の2019年9月1日沖縄都市モノレールダイヤ改正では、朝に1本(金曜日のみ3本)増発した以外の増発がない。ということは、昼間や夕ラッシュ時の運転間隔は延伸後も据え置くようだ。また3両編成化も今回のダイヤ改正や2019年10月1日のてだこ浦西延伸時には実施されず、現状の2両編成のままの運転となる。当初2両から3両への増結は2030年頃を見込んでいたが、近年需要が高まっていることとから2023年には3両編成の運転が開始される見通しだ。

てだこ浦西延伸時には2両編成19本が配置されるが、3両編成時には2編成新造と7編成増結の9本しか3両編成にはならず、残る12本は2両編成のままとするようだ。横浜市営地下鉄グリーンラインの増結計画のように、一部編成のみの増結として低予算でラッシュ時の混雑緩和を図りたいようだ。


2. 結び

今回の2019年9月1日沖縄都市モノレールダイヤ改正では、2019年10月1日のてだこ浦西延伸を見据えダイヤ改正を実施した。

今後3両編成化に伴いどのようなダイヤを組んでいくのか、見守ってゆきたい。

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