京急電鉄は2020年6月22日、プレスリリースにて7月20日にダイヤ変更を行うと公表した( 新たに上下1本ずつ快特の車両数を増やし(8両⇒12両)混雑緩和を図ります )。今回はこれについて見ていく。
1. 快特増結で混雑緩和へ!
今回の2020年7月20日京急電鉄ダイヤ変更では、2019年10月26日ダイヤ改正以来約8か月半ぶりにダイヤ改正を行った。
例年京急電鉄では時刻変更する際にはダイヤ改正と言っているのだが、今回はダイヤ変更に表記を変えている。変更点が少ないため表記を変えているのだろう。
今回のダイヤ改正では、平日朝の快特のうち1往復を金沢文庫~品川間で8両から12両に増結することとなった。
今回のダイヤ改正より金沢文庫~品川間で増結するのは三崎口8時32分発快特高砂行きで、運用繰りのために押上9時34分発快特三崎口行きも増結することとなった。なおこの増解結作業の増加によりこの快特1往復は三崎口→金沢文庫間及び品川→京急川崎間で1分繰り上がることとなった。
2. 普通車も増結で混雑緩和へ!
今回の2020年7月20日京急電鉄ダイヤ変更では、普通車でも増結を行っている。
浦賀8時44分発普通金沢文庫行きは6両での運転で、終点金沢文庫で金沢文庫9時19分発普通品川行き4両編成に連絡していたが、今回のダイヤ改正より金沢文庫行きを神奈川新町行きに延長し神奈川新町まで運転することとなった。これにより横浜9時台到着の普通車1本が4両から6両に増結し、混雑緩和を図ることとなった。
なお代替として浦賀9時05分発普通神奈川新町行き6両編成を金沢文庫行きに短縮し、金沢文庫9時39分発品川行き4両編成に接続させることとした。
このほか一部の快特・エアポート急行(新逗子行きのみ)・普通で1分程度時刻変更を行った。
なお直通する都営浅草線や京成電鉄では同日にダイヤ改正を行っていない。
3. 結び
今回の2020年7月20日京急電鉄ダイヤ変更では、平日朝のオフピークに増結を行うことで輸送力の増強を図り混雑緩和を図ることとなった。
今後京急電鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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