天津軌道交通は4月26日、プレスリリースにて4月26日に地下鉄6号線を延伸開業したと公表した( 地铁6号线一期全线贯通运营 )。今回はこれについて見ていく。
1. 天津初の郊外路線誕生
今回の2018年4月26日天津軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄6号線が延伸開業した。
今回延伸したのは南の終点であった南翠屏~梅林路間15km、14駅間となっている。これにより西青区に初めて都市鉄道が開業したほか、地下鉄6号線は南孫荘~梅林路間の43km、38駅にまで拡大した。
最高速度は80km/hで、全線運転時間は75分となる。車両は引き続き6両編成B型車が使用される。
平日朝夕ラッシュ時は6分間隔、平日昼間は8分間隔で運転される。また土休日は終日8分間隔で運転される。昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)を計算すると75.0%となり、昼間の混雑も適切ではないかと思われる。
これらのことから、平日は268本、土休日は249本の列車が運転されることとなった。
初電は梅林路発南孫荘行きが梅林路6時00分発、南孫荘発梅林路行きが南孫荘6時00分発で設定された。また区間運転の尖山路発梅林路行きが尖山路6時06分発で設定された。これは、尖山路に電留線があるためで、列車の出庫回送列車を営業化したものと思われる。
また、終電は梅林路発南孫荘行きが梅林路22時20分発、南孫荘発梅林路行きが南孫荘22時00分発で設定された。
2. 結び
今回の2018年4月26日天津軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄6号線の延伸により天津市南部方面への利便性が向上することとなった。
今後どのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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