2形式4列車愛称消滅へ 2025年3月ダイヤ改正で消える列車・消える車両まとめ

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2形式4列車愛称消滅へ 2025年3月ダイヤ改正で消える列車・消える車両まとめ

JR旅客各社及び私鉄各社は2024年12月13日に2025年3月15日ダイヤ改正プレスリリースの一斉公表を行った。「ダイヤ改正」はXトレンド日本20位となったが、今回はその中から消える列車・消える車両を中心に見ていく。

2025年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

今回のダイヤ改正で消える車両

車両の引退についてダイヤ改正プレスリリースに明記している会社は少ないが、今回はプレスリリースから情報を拾い出し、消えるであろう列車・車両についてまとめる。

なおこの記事はあくまで廃形式になる車両を4か月かけてゆっくり追って行ってほしいと思いまとめたもので、運転最終日に密になって撮影するためのものではないことはご留意いただきたい。

JR北海道キハ40系消滅へ

今回の2025年3月15日JR北海道ダイヤ改正では、石勝線の全列車が新型気動車H100形での運転となる。

これにより石勝線で運転しているキハ40系・キハ150形が引退となる。

このほかプレスリリースには触れられていないが、新聞記事等ですでに明らかになっている点として2025年内にJR北海道管内のキハ40系がすべて置き換わると言われている。もっとも函館本線函館~森間のキハ40系からキハ150形への置き換えにようにダイヤ改正と同時ではなくダイヤ改正後に2025年内に行う可能性が高いが、JR北海道管内からキハ40系が消滅するだろう




JR西日本201系、大和路線から撤退へ

今回の2025年3月15日JR西日本ダイヤ改正では、大和路線で4ドア車の201系が引退、3ドア車の221系にすべて統一する。




キハ185系、高徳線特急「うずしお」から引退へ!

今回の2025年3月15日JR西日本ダイヤ改正では、高徳線特急「うずしお」が新型車両の2600系または2700系による運転となり、国鉄時代から使用しているキハ185系の運用を取りやめる。

また徳島線特急「剣山」用車両もキハ185系から特急「うずしお」運転区間短縮で四条となった2700形に更新する可能性があり、キハ185系の特急運用が消滅してもおかしくはない

ただし愛媛県内のキハ185系普通列車の運用は残るので今回のダイヤ改正でキハ185系が消滅することはないだろう。

新たに運転開始する車両

2024年3月16日ダイヤ改正に合わせ運転を開始する形式はない。

ただし中央線快速グリーン車営業開始で2階建て車両がグリーン車としての営業を開始する。

消滅する列車愛称

2025年3月15日ダイヤ改正で消滅が確実な列車愛称は以下の4種。

  • はちおうじ
  • おうめ
  • むろと
  • あそ

なおこのうち中央本線特急「はちおうじ」「おうめ」は運転開始する中央線快速グリーン車への置き換えである(ただし平日の1本は早朝「かいじ」として運転区間延長)。

また豊肥本線特急「あそ」は運転区間延長による特急「九州横断特急」への統合のため発展解消である。

このほか石北本線列車では列車愛称のついている「大雪」は特急から特別快速に、「きたみ」は特別快速から快速にそれぞれ変更する。

消滅する列車運転系統

今回の2025年3月ダイヤ改正では列車愛称は消滅しないものの運転系統が消滅し運転区間が縮小する特急列車も多い。今回の2025年3月ダイヤ改正で消滅する運転系統は以下の通り。

  • 特急「あずさ」のうち白馬~南小谷間
  • 特急「しなの」のうち臨時列車の松本~白馬間
  • 特急「うずしお」のうち岡山~高松間
  • 特急「しまんと」のうち特急「南風」との併結列車

このうち特急「しなの」のうち臨時列車の松本~白馬間についてはプレスリリースでの言及はないが、白馬折り返し枠が特急「あずさ」の白馬折り返しに使われてしまうこと、東海道線E231系5両編成の沼津乗り入れ列車削減によるJR東日本とJR東海の列車走行キロ調整を行うことからほぼ確実でしょう。

新設する列車愛称

2025年3月15日ダイヤ改正で新設する列車愛称はない。


結び

今回の2025年3月ダイヤ改正では、2形式の定期運用がなくなるほか、4列車の列車愛称がなくなることとなった。

減便により車両更新の必要性が徐々に薄れている中、今後どのようにしていくのか見守ってゆきたい。

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