仙台市交通局は11月16日、東西線開通及びそれに関するダイヤ及び南北線のダイヤ改正、市バスの路線改編に伴うダイヤ改正を公表した( http://www.navi.kotsu.city.sendai.jp/menu1206.html )。今回はこれについて見ていく。
1. 東西線は昼間毎時8本の設定へ
東西線の開業時ダイヤは、朝は最短5分間隔、日中は7分30秒間隔、夕方は6分間隔となった。金曜日運転の最終列車は南北線で引き続き行われるほか、東西線にも設定される。
2. 南北線は昼間減便するもラッシュ時は増強
同日に南北線もダイヤ改正され、平日朝は泉中央発富沢発とも7時台が1本増発されるが、日中は東西線と合わせるために7分間隔から7分30秒間隔へと延びる。平日夕方は仙台基準で泉中央行きが18時台、富沢行きが19時台にそれぞれ1本増発され、夕ラッシュ時の発車時間を極力合わせ毎時11本体制とする。また同日より日本の公営地下鉄では最後の導入となるICカード「icsca」(イクスカ)を導入する。
3. 昼夕輸送力比
今回も昼夕輸送力比(適正値60〜78%/推奨値66%~75%)を見てみる。南北線は82%から73%に改善され、適切な範囲まで下がっています。東西線は80%ですから、南北線に合わせたい気持ちも分かりますがもう少し昼間を減らしてもいいかもしれません(かつての横浜市営地下鉄グリーンラインのように編成が出そろっていないために増発できていないだけかもしれませんが)。
4. 結び
最近の話題としましては南北線終点である泉中央からバスが出ている富谷町が、今回2015年の国勢調査で法定人口5万人を超す見込みで、数年以内に市制施行するものと思われます。両線とも今後のダイヤ改正に期待が持てそうです。
追記
11月24日になって、時刻表掲示より後に公式プレスが出ました。
http://www.kotsu.city.sendai.jp/subway/pdf/subway_daiya.pdf
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