青森ねぶた祭に合わせ着席保障列車運転へ! 青い森鉄道特別快速ねぶたライナー運転(2024年8月)

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青森ねぶた祭に合わせ着席保障列車運転へ! 青い森鉄道特別快速ねぶたライナー運転(2024年8月)

青い森鉄道は2024年6月21日、プレスリリースにて8月2日~8月7日に臨時列車を運転すると公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 着席保障列車特別快速「ねぶたライナー」運転へ!

今回の2024年8月青い森鉄道臨時列車運転では、青森ねぶたまつりに合わせ臨時列車を運転する。

臨時列車の運転概要は以下の通り。

今回運転するのは、下り列車の青森行きは例年通り八戸15時30分発発青森行き特別快速の運転で途中停車駅は三沢、野辺地と変わらない。ただ今年からねぶたライナーからねぶたモーリー号に変更する。




一方、上り列車は前年と大きく変更する。前年までは青森21時15分発快速八戸行きねぶたライナーを運転、浅虫温泉まで各駅に停車していた。

が、本年2024年より青森21時10分発特別快速ねぶたライナーとして途中停車駅を三沢のみに絞ったほか、有料定員制列車として着席保証料金700円を徴収することとした。おかげさまで青森~八戸間を1時間07分で結ぶライナー列車が誕生した。使用車両は青い森703系で、1列車たり95席を発売する。

青森~八戸間は485系特急「白鳥」で1時間01分、130km/h対応のE751系特急「つがる」や789系「スーパー白鳥」で57分で結んでいたことを考えると、110km/hしか出ない青い森703系で運転する特別快速ねぶたライナーが1時間07分で結ぶのはかなりの俊足ぶりだろう。

なお青森~八戸間は昼間は青春18きっぷ特例を用いて乗車可能だが、特別快速ねぶたライナー運転時間帯はJR八戸線が運行を終了しているため青春18きっぷを用いての乗車はできない。




2. 普通列車も増発へ!

また今回の2024年8月青い森鉄道臨時列車運転では、普通列車も増発する。

前年2023年までは普通列車の臨時列車にねぶたモーリー号の列車愛称を付していたが、本年より乗車券のみで利用できる特別快速に使用する愛称としたため普通列車への愛称設定を取りやめることとした。

下り列車の青森方面は例年通り小湊発青森行き1本と浅虫温泉発青森行き3本の合計4本を運転する。

一方上り列車八戸方面は先述の快速ねぶたライナー号の特別快速格上げと有料定員制列車への変更により通過駅救済を行うこととしたため、普通列車の増発と運転区間延長を行っている。

前年と比べ本年2024年は青森21時15分発快速八戸行きの発車時刻に普通八戸行きを運転することとしたほか、青森21時40分発普通野辺地行きを青森21時50分発普通八戸行きに延長することとした。この運転区間延長により混雑分散を図る狙いのようだ。


3. 結び

今回の2024年8月青い森鉄道臨時列車運転では、青い森鉄道初の着席保障列車特別快速「ねぶたライナー」を運転することとした。

今後青い森鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

2024年3月鉄道ダイヤ改正まとめはこちら!

関連情報:浅虫温泉花火大会・青森ねぶた祭開催に伴う臨時列車運行について~(新設)【有料定員制】「特別快速ねぶたライナー」運行~ – 青い森鉄道

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