終電繰り下げで利便性向上へ! 京港地下鉄4号線ダイヤ改正(2018年8月3日) 北京京港地铁4号线调图

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京港地下鉄は8月3日、プレスリリースにて8月3日に地下鉄4号線でダイヤ改正を行うと公表した( 北京地铁4号线延长时间至0时10分 )。今回はこれについて見ていく。

1. 終電増発へ

今回の2018年8月3日京港地下鉄ダイヤ改正では、北京地下鉄4号線で終電延長を実施する。

北行きは天宮院22時38分発安河橋北行きが最終列車となっており、北京南駅を23時15分に出発するが、今回のダイヤ改正で金曜日に限り北京南駅→安河橋北間に限り終電後に臨時列車を運転することとなった。

運転されるのは4本で、10〜15分おきに運転される。最終列車は北京南24時10分発安河橋北行きで、終点安河橋北には24時53分に到着する見込みとなっている。

なぜこれだけ終電が遅く設定されたかというと、北京南行きは上海・南京・杭州・合肥方面の高速列車が運転される京沪高速線や天津方面の高速列車が運転される京津城際線などがターミナル駅として使用されており、夜間に高速列車CRHの乗客が北京南駅経由で北京市中心部に向かう利用は多い。

実際、中国鉄路の時刻表を調べると、上海虹橋からの最終であるG22列車は北京南23時18分着、杭州東からの最終であるG40列車は北京南23時23分着、天津からの最終であるC2158列車は北京南23時21分着と、従来の終電である北京南駅23時15分発の列車には乗り継げない。

また京沪高速線の北京南着最終列車が北京南23時48分着であることからも、最終の高速列車と接続させるために、一番利用の多い金曜日に京港地下鉄4号線で終電を延長することとしたのだろう。


2. 結び

今回の2018年8月3日京港地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄4号線の終電延長により、高速列車からの最終接続が金曜日のみながらも図られることとなった。

北京南駅では2019年12月を目途に京港地下鉄による地下鉄14号線が西方向に延伸予定であり、今後北京市最大の高速鉄道ターミナルとして混雑を分散させようとしている。

今後京港地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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