中国鉄路は2019年3月14日、プレスリリースにて3月18日に庐銅線で旅客営業を行うと公表した( 好消息!3月18日起庐铜铁路将开通客运列车 )。今回はこれについて見ていく。
1. 新線で旅客営業開始へ
今回の2019年3月18日中国鉄路ダイヤ改正では、庐銅線で旅客営業を開始する。
庐銅線は2018年12月29日に開業した新線であるが、最高速度120km/hであり高速鉄道ではないほか、旅客営業も3か月ほど実施されてこなかった。しかし今回のダイヤ改正で旅客営業が開始されることとなった。
設定されるのは快速列車で、2往復2運用の設定となっている。開業当初は合肥~無為南間の運転で、最速2時間11分で設定された。
なおこの後の2019年4月10日ダイヤ改正で無為南発着から蕪湖発着に延長した。しかし合肥~蕪湖へは既存の合九線経由の列車は30往復以上設定されているが、今回のダイヤ改正では転線することはなかった。将来的に一部列車が経由を変えて庐銅線経由に変更する可能性はありそうだ。
2. 結び
今回の2019年3月18日中国鉄路ダイヤ改正では、庐銅線が開業したことにより、新しい運行形態が誕生した。
まだまだほかの中国鉄路路線ほど数多のネットワークとつながっているわけではないが、今後全国規模のダイヤ改正の実施でどのように変化していくのか、見て行きたい。
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