Charlotte Area Transit Systemは3月14日、プレスリリースにて3月16日にLYNXブルーラインを延伸すると公表した( LYNX Blue Line Extension Opening )。今回はこれについて見ていく。
1. 延伸へ
今回の2018年3月16日Charlotte Area Transit Systemダイヤ改正では、アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロット市で運転される路面電車のLYNXブルーラインが延伸した。
延伸したのは7th Street~UNC Charlotte Main間の14.9km、10駅間で、今回の開業でLYNXブルーラインは全長31.1km、26駅からなる路線に延長された。全線が専用軌道でライトレール方式となっている。使用車両は3両編成低床連接車と路面電車並みであるが、平均駅間距離1.2kmと長いため、最高速度89km/hで運転される。全線所要時間は北行きで57分、南行きで59分となっている。
運転ダイヤは既存ダイヤを延長する形で設定され、平日朝夕ラッシュ時は7分30秒間隔、昼間は平日・土休日ともに15分間隔での運行となっており、昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は50.0%となっている。平日朝夕の運転本数が同じであることを考えると、平日夕ラッシュ時が空いているのであろう。
運転時間帯は4時台後半から1時台までと非常に広い。初電や時間帯による運用数の増減によりLYNX Scaleybark始発や36th St始発などの途中駅入出庫列車はあるものの、終電は全線通しでの運転となっている。
2. 結び
今回の2018年3月16日Charlotte Area Transit Systemダイヤ改正では、LYNXブルーラインの延伸によりダイヤ改正を実施した。今後利用者増加によりどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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