新駅ふかや花園駅開業も平日の急行羽生乗り入れ廃止へ 秩父鉄道ダイヤ改正(2018年10月1日)

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秩父鉄道は9月20日、プレスリリースにて10月1日にダイヤ改正を行うと公表した( 10/20(土)新駅「ふかや花園駅」開業に伴い 10/1(月)ダイヤ改正 )。今回はこれについて見ていく。

2018年3月17日全国一斉ダイヤ改正まとめについてはこちら!

1. 新駅ふかや花園駅開業へ!

今回の2018年10月1日秩父鉄道ダイヤ改正では、2017年3月25日のソシオ流通センター駅開業に伴うダイヤ改正以来約1年6ヶ月ぶりにダイヤ改正を実施する。

今回のダイヤ改正は10月20日のふかや花園駅開業に向けて実施されることとなった、。ふかや花園駅は永田~小前田間に設置される新駅で、普通列車のみの停車となる。

ではダイヤはどう変更されているのか。羽生8時53分発急行「秩父路3号」影森行きは熊谷9時02分発影森行きに短縮された上16分繰り上がり、終点影森で普通三峰口行きに連絡するようになった。また羽生9時21分発普通熊谷行きが増発されることとなった。さらに熊谷12時39分発普通影森行きは10分繰り下がった上、羽生12時24分発普通影森行きに延長されることとなった。そのほか熊谷20時台以降で運転間隔の調整が行われ22時台に3本の下り(秩父方面)普通列車があったものを1本21時台にシフトした。また普通三峰口行き最終列車が繰り下がり、羽生19時38分発及び熊谷20時15分発から羽生20時00分発、熊谷20時25分発となり、利便性が向上した。なおこの最終普通三峰口行きは影森で急行「秩父路9号」影森行きの到着待ちを行っていたが、今回のダイヤ改正より波久礼での通過待ちに変更された。




また影森7時05分発急行「秩父路4号」羽生行きは、7時11分発熊谷行きに短縮されることとなった。また三峰口8時22分発普通影森行きが影森で接続する影森8時40分発普通羽生行きと直通化した。また熊谷12時35分発普通羽生行きが増発された。また三峰口22時05分発普通熊谷行き終電が影森22時26分発普通熊谷行きに短縮されたことで、三峰口→影森で終電が37分繰り上がることとなった。

これにより、平日の急行「秩父路」の羽生乗り入れが廃止となった。そのほか、今回のダイヤ改正では昼間に最大15分ほど運転時刻がずれるなど、大きく変更されている。

なお土休日については運転本数に差はないが、時刻変更を実施したほか、終電繰り下げも実施されており、羽生から三峰口への最終は羽生20時01分発から20時27分発に、羽生から秩父への最終は22時01分発から22時04分発に、羽生から熊谷への最終は23時04分発から23時11分発に繰り下げられた。また熊谷から羽生の最終も22時30分から22時38分に繰り下がった。

一方で熊谷から秩父への最終は22時38分から22時33分に、熊谷から寄居への最終は23時04分から23時02分に繰り上げられることとなり、熊谷から西の利用では終電繰り上げによる利便性低下も行われた。


2. 結び

今回の2018年10月1日秩父鉄道ダイヤ改正では、ふかや花園駅開業に向けてダイヤ改正を実施したが、ふかや花園のある熊谷以西では増発されておらず、羽生〜熊谷間では普通列車が増発されたものの、平日の急行「秩父路」の羽生発着がなくなるなど、見直しが大きく進められた。

今後秩父鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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