大邱交通公社は2024年12月20日、プレスリリースにて12月21日に地下鉄1号線を延伸すると公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 大邱地下鉄1号線河陽延伸へ!
今回の2024年12月21日大邱地下鉄1号線ダイヤ改正では、2024年10月7日大邱交通公社全線ダイヤ改正以来約2か月ぶりにダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では地下鉄1号線を延伸する。
今回延伸したのは大邱地下鉄1号線安心~河陽間3駅間8.7kmとなっている。新線区間はほぼすべてが高架線で、3駅とも高架駅となっている。河陽は韓国鉄道KORAIL大邱線の駅はあったが、運転本数が少なく不便だった。今回の地下鉄1号線延伸で地下鉄2号線に引き続き地下鉄1号線も慶山市乗り入れを開始、大きく利便性が向上することとなった。
最高速度80km/h、延伸区間の所要時間は12分、大邱地下鉄1号線全線所要時間は1時間07分と1時間越えとなる。これにより大邱地下鉄1号線は全線で24駅間37.1kmの路線に延長した。
2. 河陽乗り入れは半分のみ実施へ!
今回の2024年12月21日大邱地下鉄1号線ダイヤ改正で安心~河陽間を延伸したが、河陽発着とするのは半分のみで残り半分は従来通り安心発着となる。
平日朝は舌化椧谷~安心間が5分間隔(毎時12本)のところ安心~河陽間は半分の10分間隔(毎時6本)、平日夕方は舌化椧谷~安心間が6分間隔(毎時10本)のところ安心~河陽間は半分の12分間隔(毎時5本)、平日・土曜。休日昼間は舌化椧谷~安心間が8分間隔(毎時7.5本)のところ安心~河陽間は半分の16分間隔(毎時3.75本)の運転となっている。慶山市内ということもあり利用者が少ないと踏んでいるのだろう。
このため地下鉄1号線は平日148往復、土曜140往復、休日124往復の運転のところ、今回延伸した安心~河陽間は平日74往復、土曜70往復、休日62往復の運転となっている。
また終電は舌化椧谷23時16分発安心行きは安心行きのまま変わらずその前の舌化椧谷23時05分発安心行きを河陽行きに延伸する。また河陽発の終電は安心発の終電を延長し河陽23時11分発教大行きとなっている。
3. 結び
今回の2024年12月21日大邱地下鉄1号線ダイヤ改正では、安心~河陽間延伸を行い利便性を向上した。
一方延伸区間は既存区間の半分しか列車を設定しておらず、平日朝は10分間隔、昼間は16分間隔と広域電鉄並みに列車本数が少ない。
今後大邱交通公社でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
関連情報:1号線駅別列車時刻表案内(雪花明曲駅~河陽駅) – 大邱交通公社
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