全線復旧も減便と終電繰り上げへ 叡山電鉄ダイヤ変更(2021年9月18日)

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全線復旧も減便と終電繰り上げへ 叡山電鉄ダイヤ変更(2021年9月18日)

叡山電鉄は2021年8月30日、プレスリリースにて2021年9月18日にダイヤ変更を行うと公表した( 2021年9月18日(土)からダイヤを変更します )。今回はこれについて見ていく。

2021年9月25日実施の京阪線ダイヤ変更はこちら!

1. 全線復旧でダイヤ変更実施へ!

今回の2021年9月18日叡山電鉄ダイヤ変更では、鞍馬線が全線復旧する。

鞍馬線は2020年7月8日より市原〜鞍馬間で不通となっていたが、今回復旧することで全線にわたりダイヤ変更を行うこととなった。

もっとも昼間は市原始発終着の列車をそのまま鞍馬始発終着に延長することとなった。ただ運休前は平日昼間は20分間隔(毎時3本)しかなかったところ、2021年現在では15分間隔(毎時4本)に変更したため実質増発することとなった。

ただ、平日朝夕ラッシュ時は市原始発終着の半分しか鞍馬まで運転しない。平日夕ラッシュ時は市原〜鞍馬間は毎時2.5本(24分間隔)でしか来ないとなると、観光利用を見込んでいるとはいえ比較的空いていそうではあるが。

このほか今回の叡山電鉄ダイヤ変更では、2021年9月25日京阪電鉄ダイヤ変更に合わせ平日朝ラッシュ時の接続を図るため時刻変更を行うとしている。

また今回の叡山電鉄ダイヤ変更では、終電繰り上げも行う。概ね10分程度の繰り上げとなっているが、市原から先鞍馬行き最終だけ出町柳22時25分発と異様に早い。もはや市原〜鞍馬間は観光路線と割り切り始めたと言っても過言ではないのだろうか。


2. 結び

今回の2021年9月18日叡山電鉄ダイヤ変更では、鞍馬線の全線復旧に伴いダイヤ変更を行うこととなった。

ただ、運休前と比べると運転本数が減っており、終日に渡り1運用削減することで経費を節減しようとしているようだ。

今後叡山電鉄でどのようなダイヤ変更を行うか、見守ってゆきたい。

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