新函館北斗から東京まで全車自由席新幹線はやて運転へ! 東北北海道新幹線臨時列車運転(2024年1月3日~1月5日)

 1914回閲覧

新函館北斗から東京まで全車自由席新幹線はやて運転へ! 東北北海道新幹線臨時列車運転(2024年1月3日~1月5日)

JR東日本は2024年1月3日、プレスリリースにて2024年1月3日より東北新幹線および北海道新幹線で臨時列車を運転すると公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 全車自由席の新函館北斗発東京行きはやて運転へ!

今回の2024年1月3日より実施の東北北海道新幹線臨時列車運転では、全車自由席の新幹線を運転する。

東北新幹線盛岡~新青森間および北海道新幹線は全列車全車指定席のため、自由席の設定のある列車は運転しない。が、今回の東北北海道新幹線臨時列車運転では緊急増発を行う必要が生じたため普通車全車自由席で列車を設定することとした

今回設定するのは新函館北斗19時04分発新幹線「はやて546号」東京行きとなっている。現在のことろ2024年1月3日と4日に運転することとなっている。車両はE5系10両編成と北海道新幹線や東北新幹線の定期列車と変わりない。途中停車駅は新青森、盛岡、仙台、大宮、上野と絞っている。従来の東京行き最終「はやぶさ48号」東京行きの新函館北斗18時40分発より24分繰り下げて運転することから最終列車に乗せ切れなかった人の救済措置だろう。

この列車は東京23時36分着で設定しており、東北新幹線の東京駅最終到着列車である「やまびこ74号」の東京23時44分着より前に到着する。このため駅営業時間を変えることなく運転設定をしている。

ただ停車駅をしぼったわりに所要時間は4時間32分と新函館北斗~盛岡間で停車駅の多い「はやぶさ」並みで、所要時間は長めだ。

なお従来新函館北斗~盛岡間は自由席新幹線特急券と同額の特定特急券を発券しており、盛岡をまたぐ新幹線自由席特急券は発券していないのだが、今回の臨時増発に合わせ盛岡またぎの自由席特急券を発券することとしたようだ。

また新幹線「はやて」も2002年12月1日の運転開始から東京発着列車は全車指定席で運転するのが常だが、今回の臨時列車運転では全車指定席のはずの新幹線「はやて」で普通車全車自由席の列車を運転することとなった




2. 北海道内で臨時特急北斗運転へ!

また今回の2024年1月3日JR北海道臨時列車運転では、特急「北斗」でも臨時増発を行う。

今回運転するのは札幌15時04分発臨時特急函館行きで、途中南千歳、新函館北斗のみに停車する。南千歳15時36分発、新函館北斗18時45分着、函館19時02分着と約4時間かけて運転する。運転日は現在のところ2024年1月3日と4日で、新函館北斗で先述した東北北海道新幹線「はやて546号」に連絡する。

使用するのはキハ261系ラベンダー編成4両編成で、全車普通車自由席で運転する。


3. 結び

今回の2024年1月3日~1月4日東北北海道新幹線臨時列車運転では、航空機救済のため全車自由席「はやて」を運転することとしたほか、臨時特急「北斗」も増発することで最終列車を繰り下げた。

今後東北新幹線の全車指定席化が進む中、今回のような全車自由席列車はどのようにして設定していくのか、見守ってゆきたい。

2024年3月16日北陸新幹線・特急サンダーバード・特急しらさぎ 敦賀延伸に伴う再編まとめはこちら!

2024年3月鉄道ダイヤ改正まとめはこちら!

関連情報:【1月4日の新幹線追加運転について】 – JR東日本

コメント

コメントを投稿される方はこちらの注意事項をお読みください。コメント投稿時点でこの注意事項に同意したものとみなします。

トップページに戻る

タイトルとURLをコピーしました