福州地下鉄は2021年8月31日、プレスリリースにて地下鉄1号線と地下鉄2号線で9月1日にダイヤ改正を行うと公表した( 9月1日起福州地铁运行时间有新调整 )今回はこれらについて見ていく。
1. 運転時間拡大へ!
今回の2021年9月1日福州地下鉄ダイヤ改正では、2020年12月27日福州地下鉄ダイヤ改正以来約9か月ぶりに地下鉄1号線でダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では、地下鉄1号線では運転時間の拡大を図る。
地下鉄1号線では初電から全線運転だったが、今回のダイヤ改正より初電に途中駅始発の電車を設定することにより、一部区間で初電繰り上げを図る。
南行き(三江口方面)は途中駅始発列車として福州国鉄駅6時30分発三江口行き及び福州南国鉄駅6時30分発三江口行きを増発し、福州国鉄駅→福州南国鉄駅間で初電を7分、福州南国鉄駅→三江口間で44分初電を繰り上げた。
また北行き(象峰方面)は途中駅始発列車として福州南国鉄駅6時30分発象峰行きを増発し、福州南国鉄駅→象峰間で初電を8分繰り上げた。
なお平日朝夕ラッシュ時は2020年10月1日福州地下鉄ダイヤ改正より約5分45秒間隔のまま維持する。
2. 平日朝夕ラッシュ時に増発へ!
今回の2021年9月1日福州地下鉄ダイヤ改正では、2019年4月26日福州地下鉄ダイヤ改正以来約1年4か月ぶりに地下鉄2号線でダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では、地下鉄2号線では平日朝夕ラッシュ時に増発を図った。
今回のダイヤ改正で平日朝夕ラッシュ時は約6分30秒間隔から地下鉄1号線と同じ約5分45秒間隔に短縮、輸送力を13.0%増加した。
なお平日土休日昼間は約8分20秒間隔のまま変わりないことから、昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は78.0%から69.0%に変化することとなった。
このほか地下鉄2号線でも初電に途中駅始発の区間列車を運転することで初電を繰り上げている。
南行き(洋里方面)は途中駅始発列車として金嶼6時30分発洋里行きを新設し金嶼→洋里間で初電を8分繰り上げた。
また北行き(蘇洋方面)は途中駅始発列車として前嶼6時30分発蘇洋行きを新設し前嶼→蘇洋間で初電を8分繰り上げた。
3. 結び
今回の2021年9月1日福州地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄1号線と地下鉄2号線で一部区間で初電を繰り上げ運転時間を拡大したほか、地下鉄2号線で平日朝夕ラッシュ時に増発を図った。
今後福州地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
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