広州地下鉄は2020年7月6日、プレスリリースにて7月6日に21号線でダイヤ改正を行ったと公表した( 7月6日起,二十一号线工作日早高峰时段加开员村至水西短线列车 )。また広州地下鉄は2020年7月21日、プレスリリースにて7月20日に地下鉄6号線でダイヤ改正を行ったと公表した( 7月20日起,六号线“长短线”运行方式有调整 )。今回はこれらについて見ていく。
1. 平日朝ラッシュ時に増発へ
今回の2020年7月6日広州地下鉄ダイヤ改正では、2019年12月20日広州地下鉄ダイヤ改正以来約6か月半ぶりに21号線でダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正では2020年7月1日の黄埔路面電車開業に伴い利用増加が見込まれることから増発を図ることとなった。
これまで21号線は全日終日全線で等間隔運転を行っており、各駅停車は約8~9分間隔、快速は約35分間隔で運転していた。しかし黄埔路面電車と接続する水西は快速が停車しないため、混雑緩和のためには各駅停車の増発が必要となった。
このことから今回のダイヤ改正では平日朝ラッシュ時に員村~水西間運転の区間列車を2往復増発し、員村~水西間で約8~9分間隔から約6~7分間隔に増発することとなった。
2. 車両増備に伴い区間運転設定で増発へ!
今回の2020年7月20日広州地下鉄ダイヤ改正では、2017年6月28日広州地下鉄ダイヤ改正以来約3年ぶりに地下鉄6号線でダイヤ改正を行った。
今回のダイヤ改正ではこれまで全線運転が基本だった地下鉄6号線で区間運転を設定し増発を図ることとなった。
これにより終日に渡り潯峰崗~黄陂間で増発し、3運用増加することとなった。
3. 結び
今回の2020年7月6日及び2020年7月20日広州地下鉄ダイヤ改正では、各線で増発を図ることとなった。
今後広州地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
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