広州地下鉄は2022年3月31日、プレスリリースにて3月31日に22号線を開業したと公表した( 广州地铁22号线首通段头班车3月31日开通 )。今回はこれについて見ていく。
1. 路線延伸で増発へ!
今回の2022年3月31日広州地下鉄ダイヤ改正では、22号線を開業した。
今回開業したのは陳頭崗~番禺広場間の3駅間、17.4kmとなっている。途中広州南駅を通るため、中国鉄路高速列車CRHや仏山地下鉄2号線など仏山市内方面へ向かうことができる。
8両編成D型車、最高速度160km/hで全線所要時間は13分となっている。160km/h対応の路線は2021年9月28日に開業した広州地下鉄18号線に続き2路線目となる。
このように広州市内では160km/h対応の近郊鉄道を整備している。これは市域が広く遠地からの所要時間短縮に寄与するためである。このような近郊鉄道は成都でも整備している。
運転間隔は全日終日全線約7分30秒間隔、つまり毎時8本の運行となる。
初電は東行き(陳頭崗発番禺広場行き)が陳頭崗6時00分発、西行き(番禺広場発陳頭崗行き)が番禺広場6時00分発となっている。
また終電は東行き(陳頭崗発番禺広場行き)が陳頭崗23時15分発、西行き(番禺広場発陳頭崗行き)が番禺広場22時55分発となっている。
2. 結び
今回の2022年3月31日広州地下鉄ダイヤ改正では、22号線の開業により遠距離アクセスの所要時間が大きく短縮した。
今後路線拡大の続く広州地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
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