貴陽軌道交通は2021年4月27日、プレスリリースにて4月28日に地下鉄2号線を開業させると公表した( 关于贵阳轨道交通2号线开通日(2021年4月28日)运营时间的通告 )。今回はこれについて見ていく。
1. 貴陽で2番目の新線開業へ!
今回の2021年4月28日貴陽軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄2号線を新規開業した。
地下鉄2号線は白雲北路~中興路間の31駅間、39.0kmの路線となっている。通常地下鉄1号線と地下鉄2号線は市中心部を直交するように通るため乗換駅は1駅しかないが、今回開業した地下鉄2号線は地下鉄1号線と2回直交するため2つの乗換駅がある。
この地下鉄2号線の開業により地下鉄1号線と地下鉄2号線の乗換駅である林城西路~噴水池間の最短経路は地下鉄1号線の18.4kmから16.7kmに1.7km短縮することとなった。
また龍洞堡空港も通るため空港連絡鉄道としても機能する。
地下鉄2号線は6両編成B型車で運転する。全線所要時間は1時間11分となっている。
運転間隔は平日朝夕ラッシュ時は約6分50秒間隔、平日昼間は約7分40秒間隔、土休日昼間は約7分間隔となっている。昼夕輸送力比は89.1%となっている。
初終電を見ていくと、初電は南行き(白雲北路発中興路行き)が白雲北路6時20分発、北行き(中興路発白雲北路行き)が中興路6時20分発となっている。
また終電は南行き(白雲北路発中興路行き)が白雲北路23時00分発、北行き(中興路発白雲北路行き)が中興路23時00分発となっている。
2. 地下鉄1号線でも増発へ!
今回の2021年4月28日貴陽軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄2号線の新規開業に合わせすでに開業している地下鉄1号線でもダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正では平日朝夕ラッシュ時は約6分30秒間隔から約6分20秒間隔に短縮し輸送力を2.6%増加したほか、平日昼間は約8分10秒間隔から約7分50秒間隔に短縮し輸送力を4.3%増加した。これにより昼夕輸送力比は79.6%から80.9%に変化することとなった。
このほか土休日昼間は約7分10秒間隔から約7分間隔に短縮し輸送力を2.4%増加している。
3. 結び
今回の2021年4月28日貴陽軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄2号線を開業したほか既存の地下鉄1号線でも増発を図ることとなった。
今後貴陽軌道交通でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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