杭州地下鉄は2021年9月18日、プレスリリースにて9月17日に地下鉄7号線及び地下鉄9号線の延伸を行ったと公表した( 地铁9号线一期北段和7号线市民中心站正式开通! )。今回はこれについて見ていく。
1. 郊外新線の市中心部区間開業へ!
今回の2021年9月17日杭州地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄7号線を延伸した。
今回延伸したのは市民中心~オリンピックセンター間の1駅間3.1kmとなっている。この延伸で地下鉄7号線はより杭州市中心部に乗り入れるようになった。
この延伸で地下鉄7号線は市民中心~江東二路間の19駅間、41.9kmに及ぶ路線に拡大した。
なお1駅のみの延伸のため初終電も既存の初終電を延ばしたのみとなっているほか、運転間隔も平日朝夕ラッシュ時約6分30秒間隔、平日・土休日昼間は約7分30秒間隔のまま変わりない。
2. 郊外区間を延伸へ!
今回の2021年9月17日杭州地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄9号線を延伸した。
そもそも地下鉄9号線は2012年11月24日に杭州杭港地下鉄1号線臨平支線として開業していたが、2021年7月10日に杭州地下鉄に移管の上地下鉄9号線として分離した。
今回延伸開業したのは臨平~龍安間の4駅間、6.2kmに渡る路線となっている。この延伸により地下鉄9号線はバスセンター~龍安間の10駅間、17.9kmに渡る路線に拡大した。
この延伸により利用増加が見込まれるため、平日朝夕ラッシュ時は約7分30秒間隔から約5分30秒間隔に短縮し輸送力を36.3%増強したほか、平日・土休日昼間は約9分間隔から約7分30秒間隔に短縮し輸送力を20.0%増強することとなった。これにより昼夕輸送力比は83.3%から73.3%に変化した。
3. 結び
今回の2021年9月17日杭州地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄7号線と地下鉄9号線を延伸したことで、路線網を拡大した。
近年年に3~4度おペースで急速に拡大する杭州地下鉄で今後どのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。
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