広島電鉄は2019年3月20日、プレスリリースにてにて4月2日にダイヤ改正を行うと公表した( 4/1(月) 市内線および宮島線のダイヤ改正について )。今回はこれについて見ていく。
2019年3月16日全国一斉ダイヤ改正まとめについてはこちら!
1. 宮島線で増発へ
今回の2019年4月1日広島電鉄ダイヤ改正では、宮島線(2号線)と路面電車7号線、路面電車8号線でダイヤ改正を行った。
まず宮島線から。平日は広電宮島口7時39分発広電西広島行きを広電本社前行きに延長した。また運用繰りのためJA広島病院前7時38分発広電本社前行きを広電西広島行きに短縮した。
また土曜日は広電宮島口発13時台~14時台・日曜祝日は広電宮島口発13時台発のみ9分間隔で運転していたが、今回のダイヤ改正で土曜日は2本、日曜祝日は1本増発したことにより運転間隔が他の時間帯と同じ8分間隔に短縮、輸送力が12.5%増加することとなった。
2. 路面電車7号線で運転時間拡大へ
また今回の2019年4月1日広島電鉄ダイヤ改正では、路面電車7号線で運転時間帯を拡大する。
初電は広電本社前6時44分発横川駅行きであったが、今回のダイヤ改正より日赤病院前5時44分発横川駅行きを設定し、初電を1時間繰り上げた。
また終電は横川駅発広電本社前行きは21時43分発から22時49分発に66分繰り下げたほか、広電本社前横川駅行きは22時10分発から22時16分発に6分繰り下げた。
このほか路面電車7号線と路面電車8号線は運用を共通化しており横川駅を発着するたびに運転系統を変更していたが、今回のダイヤ改正より7号線と8号線はそれぞれ別系統での運転として運用を原則独立させることとなった。
このほか路面電車1号線と路面電車5号線では夕ラッシュ時の単車の一部を連接車運用に置き換え、輸送力を増加させた。
3. 結び
今回の2019年4月1日広島電鉄ダイヤ改正では、宮島線の増発や路面電車7号線の運転時間帯の拡大を実施することとなった。
今後広島電鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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