仁川交通公社は2025年4月9日、プレスリリースにて2025年4月12日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 昼間に減便で9分間隔へ!
今回の2025年4月12日仁川交通公社ダイヤ改正では、2025年6月の地下鉄1号線延伸に向けダイヤ改正を行った。
平日・土休日ともに昼間を8分30秒間隔から9分間隔に減便、輸送力を5.5%削減する。
そもそも松島タルビ祝祭公園延伸までは平日・土休日昼間8分間隔であったことを踏まえると11.1%も輸送力を削減している。
というのも、2016年7月30日の仁川地下鉄2号線開業以降仁川市内を同じく南北に走る仁川地下鉄1号線の旅客量が減っている。8両編成中型車両で運転する仁川地下鉄1号線にそこまで運転本数が必要なくなったのだ。
実際昼間9分間隔はソウル地下鉄8号線でも行っているし、ソウル地下鉄7号線の仁川市内区間は昼間12分間隔、韓国鉄道KORAIL京仁線各駅停車も昼間は毎時5本でおおむね12分間隔だと思えば9分間隔はそこまで少ない運転本数だとは思わない。
2. 初電繰り上げも終電も繰り上げへ
今回の2025年4月12日仁川交通公社ダイヤ改正では、
朝に鵲田5時30分発桂陽行きを増発しているが、
これにより実質平日は2往復減便、土休日は6往復減便となっている。
3. 結び
今回の2025年4月12日仁川交通公社ダイヤ改正では、2025年6月の地下鉄1号線延伸に向けダイヤ改正を行った。
ただ昼間の減便や終電の繰り上げなど縮小傾向となっている。
今後地下鉄7号線も延伸を控える中、仁川地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
関連情報:仁川都市鉄道1号線、4月12日から列車運行時刻変更 – 仁川交通公社
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