伊予鉄道は2023年10月13日、プレスリリースにて11月1日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 坊ちゃん列車休止へ
今回の2023年11月1日伊予鉄道ダイヤ改正では、2022年11月1日伊予鉄道ダイヤ改正以来1年ぶりに市内電車でダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正では観光列車坊ちゃん列車を休止することとなった。
2. 郡中線で土休日昼間に減便へ
今回の2023年11月1日伊予鉄道ダイヤ改正では、郡中線で土休日昼間に減便する。
郡中線は伊予鉄道近郊電車3路線の中で最も利用者数が少なく、2両編成の導入に伴い1991年8月1日ダイヤ改正で終日20分間隔から15分間隔にやっと増発できたほどである。
今回のダイヤ改正では郡中線で土休日昼間を15分間隔(毎時4本)から20分間隔(毎時3本)に減便する。これにより土休日に11往復減便する。
一方平日昼間は15分間隔(毎時4本)のまま据え置く。
3. 3番松山市駅線で12分間隔に再び減便へ
今回の2023年11月1日伊予鉄道ダイヤ改正では、市内電車3番松山市駅線で減便を図る。
3番松山市駅線は2021年3月1日伊予鉄道ダイヤ改正で10分間隔から12分間隔に減便したものの、前回2022年11月1日伊予鉄道ダイヤ改正で12分間隔から10分間隔に戻し復便していた。
今回のダイヤ改正ではまた10分間隔から12分間隔に減便することとなった。
なお今回のダイヤ改正では5番JR松山駅前線は15分間隔(毎時4本)のまま据え置く。
4. 本町線平日7往復のみ運転へ
今回の2023年11月1日伊予鉄道ダイヤ改正では、本町線でさらに減便を図る。
6番本町線は2018年3月1日伊予鉄道ダイヤ改正で道後温泉発着から松山市駅発着に短縮したほか、2020年4月11日より土休日は全面運休となり平日のみの運転となっていた。その後2021年3月1日伊予鉄道ダイヤ改正で22往復から14往復に減便ししていた。今回のダイヤ改正では午後の運転を取りやめ、平日朝のみ1日7往復のみの運転となる。
伊予鉄道としては220円のいよてつバス北条線を利用してほしいということなのだろう。
5. 結び
今回の2023年11月1日伊予鉄道ダイヤ改正では、乗務員不足により減便を図ることとなった。
今後伊予鉄道でどのようなダイヤ改正を実施していくのか、見守ってゆきたい。
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