各駅停車の快速格上げで速達化も通勤快速復活ならず! JR東日本京葉線ダイヤ改正(2024年9月1日)

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各駅停車の快速格上げで速達化も通勤快速復活ならず! JR東日本京葉線ダイヤ改正(2024年9月1日)

JR東日本千葉支社は2024年5月30日、プレスリリースにて2024年9月1日に京葉線でダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 京葉線で朝夕の快速増加へ!

今回の2024年9月1日JR東日本ダイヤ改正では、京葉線で朝夕に快速を増発する。

京葉線では通勤快速の利用者数が各駅停車の半分程度だったことから2024年3月16日JR東日本千葉支社ダイヤ改正にて京葉線通勤快速を廃止し各駅停車化したが、所要時間が長くなりすぎるということで通勤快速4往復8本中朝のオフピークの2本に限り快速として通過駅を設定し続けた。

今回は残る元通勤快速6本中4本を各駅停車から快速に戻すこととした。対象列車は以下の通り。

これにより平日朝の通勤快速は快速として残ることとなり、現状の各駅停車より10分程度所要時間が短くなり通勤快速時代と比べても5分程度伸びるにとどまった。

ただ快速は海浜幕張~蘇我間全駅停車のため新木場~蘇我間ノンストップの通勤快速とは異なるが、そもそも通勤快速の利用者は少なかったので快速に格下げしてもおかしくはなかろう。




2. 京葉線で昼間の快速運転時間帯拡大へ!

今回の2024年9月1日JR東日本ダイヤ改正では、昼間の快速運転時間帯を増やして速達化する。

昼間の快速運転時間帯は10時台~15時台だったが、今回のダイヤ改正より9時台~16時台に伸ばす。詳細は以下の通り。

これにより平日の快速は26本から33本に7本増加、土休日の快速は49本から61本に12本増加することとなった。


3. 結び

今回の2024年9月1日JR東日本ダイヤ改正では、京葉線で各駅停車を快速に格上げすることで速達性を確保するに至った。

今後京葉線や内房線・外房線でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

2024年3月鉄道ダイヤ改正まとめはこちら!

関連情報:2024年3月ダイヤ改正について – JR東日本

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