盛岡~秋田間直通快速列車運転へ! JR東日本秋田支社臨時列車運転(2024年10月)

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盛岡~秋田間直通快速列車運転へ! JR東日本秋田支社臨時列車運転(2024年10月)

JR東日本秋田支社は2024年8月22日、プレスリリースにて2024年10月~11月に運転する秋の臨時列車を公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 田沢湖線の秋田乗り入れ列車設定へ!

今回の2024年10月JR東日本秋田支社臨時列車運転では、田沢湖線で臨時列車を運転する。

今回の臨時列車運転では盛岡~秋田間で臨時快速列車を運転する。田沢湖線盛岡~大曲間は標準軌のため、全列車が標準軌による列車となっている。普通列車も田沢湖線専用仕様の701系標準軌車両のため、ほかの在来線の狭軌と合わず狭軌区間に乗り入れることができない。

ただ今回の臨時列車は奥羽本線大曲~秋田間にも乗り入れる。大曲~秋田間の標準軌線路は秋田新幹線「こまち」しか使用しておらず、普通列車は奥羽本線の狭軌普通電車のみとなっていることから田沢湖線列車はすべて大曲止めで秋田方面へは乗り換えが必要である。もっとも物理的には田沢湖線普通列車の秋田乗り入れは可能ではあるが、標準軌側は大曲~秋田間の途中駅のホームがフェンスなどで区切られ使用停止となっているため狭軌線路不通による代走時にしか乗り入れ経験はない。

このため今回の田沢湖線普通列車の秋田乗り入れは非常に貴重な機会なのである




今回運転するのは田沢湖線快速仙岩紅葉号である。運転日は2024年10月26日と10月27日で、秋田8時20分発快速盛岡行きと盛岡13時48分発秋田行きの1往復となっている、所要時間は盛岡行きが2時間54分、秋田行きが3時間04分と秋田新幹線「こまち」の約1時間30分~1時間40分の2倍かかっている。

途中停車駅は大曲、角館、神代、田沢湖、雫石、前潟とし、秋田新幹線「こまち」停車駅に神代と前潟を追加している。


4. 結び

今回の2024年10月JR東日本秋田支社臨時列車運転では、田沢湖線で盛岡~秋田間に臨時快速列車を運転することとなった。

今後田沢湖線でどのような着席保証座席を設定していくのか、見守ってゆきたい。

2024年3月鉄道ダイヤ改正まとめはこちら!

関連情報:秋の臨時列車のお知らせ – JR東日本秋田支社

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