JR東日本仙台支社は2022年5月20日、プレスリリースにて2022年7月~9月に運転する夏の臨時列車を公表した( 夏の臨時列車のお知らせ )。今回はこのうち磐越西線について見ていく。
1. 直通列車が期間限定の運転再開へ!
今回の2022年7月~9月JR東日本仙台支社臨時列車運転では、2022年3月12日JR東日本仙台支社磐越西線ダイヤ改正で消滅した郡山~喜多方間の直通列車が復活する。
今回運転するのは全車座席指定の快速喜多方レトロ満喫号で、キハ110系列気動車2両編成で、鉄道開業150周年を記念したレトロラッピング車両で7月16日と7月17日に運転する。
7月16日と7月17日の両日とも郡山9時40分発喜多方行きと喜多方15時32分発郡山行きの1往復を運転する。
もっとも郡山~喜多方間の直通列車は前回の2022年3月12日JR東日本仙台支社磐越西線ダイヤ改正にて確かにうれしいことではあるし、直通列車の復活は福島県や沿線市町村からも要望が出ていたものではあるが、JR東日本よ違うそうじゃない。
沿線自治体や喜多方市民の望んでいる郡山への直通列車というものは、2022年3月11日まで運転していた全車自由席の列車のことであって、少なくともたった2日しか運転しない全車指定席の列車ではないと思うのだが。
もっともこのご時世で利用客が減っているため、減便や運行系統の削減を含む系統分割を行うのは致し方ない。もっとも毎日運転の復活は難しいだろうが、7月16日~8月31市の土休日およびお盆期間運転の全車自由席の郡山~喜多方間直通列車を設けることはできただろうに。
ただ今回のように中途半端に復活させても沿線の不満を買うだけで、かえってよくないと思うのは気のせいだろうか。
このほかに磐越西線では臨時列車を設定しているが、2022年3月12日会津鉄道ダイヤ改正の影響で土休日を中心に運転している喜多方発会津田島行き臨時延長列車が快速AIZUマウントエクスプレスから普通に格下げしている。
2. 結び
今回の2022年7月~9月JR東日本仙台支社臨時列車運転では、約4か月ぶりに郡山~喜多方間で直通列車を復活することとなった。
今後磐越西線でどのような臨時列車を運転するのか、見守ってゆきたい。
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