JR九州は2022年6月8日、プレスリリースにて6月11日~8月28日までの土休日に鹿児島本線竹下に快速の一部を臨時停車すると公表した( 三井ショッピングパーク「ららぽーと福岡」最寄り駅竹下駅への臨時停車の期間延長(7月・8月)について )。またJR九州は2022年6月8日、プレスリリースにて6月11日~8月28日までの土休日に鹿児島本線スペースワールドに快速の一部を臨時停車すると公表した( 「ジ アウトレット北九州」最寄り駅スペースワールド駅への臨時停車の期間延長(7月・8月)について )。今回はこれらについて見ていく。
1. 商業施設開業で竹下に臨時停車へ
今回の2022年7月~8月JR九州臨時ダイヤ運転では、前回の2022年4月~6月JR九州臨時ダイヤ運転に引き続き、土休日に鹿児島本線竹下駅およびスペースワールド駅に一部列車を臨時停車する。
まずはららぽーと福岡最寄りの竹下駅。前回の2022年4月~6月JR九州臨時ダイヤ運転と同様、快速・区間快速を合わせて概ね毎時1本増停車することとした。これにより当初6月の土休日までだった増停車期間を8月の土休日までに延ばした形だ。
2. スペースワールドに白いソニック増停車へ!
今回の2022年7月~8月JR九州臨時ダイヤ運転では、ジ・アウトレット北九州最寄りのスペースワールド駅への増停車も引き続き行う。
定期ダイヤでは昼間は普通毎時3本しか停車しないスペースワールド駅であるが、前回の2022年4月~6月JR九州臨時ダイヤ運転では、快速概ね毎時1本のほか博多9時21分発特急「ソニック11号」大分行きをスペースワールドに増停車することで、福岡市内からの速達輸送を重視していた。今回の臨時ダイヤ運転ではこれらの列車の増停車も引き続き行うほか、7月16日より毎土休日に佐伯6時58分発特急「ソニック12号」博多行き(885系「白いソニック」で運転)もスペースワールドに増停車させることとしたのである。
これにより大分県内からもジ・アウトレット北九州最寄りのスペースワールド駅へ直通の特急列車で到達できるようになることから、利便性が上がりそうだ。まあこの大分からの「ソニック」停車は以前の記事で指摘していたところなので、これを反映したものだろう。
ただ、スペースワールドに増停車する快速毎時1本は次回2022年9月23日JR九州ダイヤ改正にて廃止となる。このため今後の快速増停車は朝夕のみに限定する形となりそうだ。
3. 結び
今回の2022年7月~8月JR九州臨時ダイヤ運転では、ららぽーと福岡最寄りの竹下駅およびジ・アウトレット北九州最寄りのスペースワールド駅への増停車を引き続き行うことなったほか、スペースワールド駅には特急「ソニック」の増停車も図ることとなった。
今後2022年9月23日ダイヤ改正で鹿児島本線にて昼間から快速が消滅し毎時1本の減便を図る中、JR九州でどのようなダイヤ改正を行うのか、また今後の臨時ダイヤではどのような列車を設定するのか、見守ってゆきたい。
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