JR西日本中国統括本部は2023年9月11日、プレスリリースにて10月7日にダイヤ改正を行うと公表した( 2023年10月7日ダイヤ修正について )。今回はこれについて見ていく。
1. 山陽本線を中心に時刻変更へ
今回の2023年10月7日JR西日本ダイヤ改正では、山陽本線を中心に時刻修正を行う。
もっともこのJR西日本10月時刻修正自体は毎年行っているものであり、2005年までは運転本数増減を伴う中規模なダイヤ改正を行っていたほどである。
とはいえ近年は2021年10月2日JR西日本ダイヤ改正の減便を除き規模を縮小しており、時刻修正にとどまっている。
今回の2023年10月7日JR西日本時刻修正では、山陽本線と岩徳線で最大3分の時刻修正を行う。なお減便はない。
2. 新型車両227系の姫路乗り入れはあるのか
そして10月時刻修正の目玉のもう1つが、車両運用の変更である。
JR西日本岡山支社では2023年7月22日運用変更より新型車両227系岡山色Uraraを運転開始した。
この227系岡山色uraraが2023年9月に兵庫県の網干総合車両所に回送で乗り入れを果たしている。もっとも岡山支社の電車は山陽本線姫路まで乗り入れるので、将来的な乗り入れの可能性は十分考えられる。
もしかしたら今回の運用変更で227系姫路乗り入れが実現してもおかしくはないし、遅くとも2024年3月16日ダイヤ改正には実現するのではないだろうか。
また227系は従来の113系や115系、117系より起動加速度が高く性能が高いので、各駅間の所要時間も短縮してもおかしくはない。そうなると次回2024年3月16日JR西日本岡山支社ダイヤ改正や227系の岡山支社への投入が終了する予定の2025年3月ダイヤ改正で所要時間短縮を図ってもおかしくないだろう。
3. 結び
今回の2023年10月7日JR西日本ダイヤ改正では、山陽本線と岩徳線で時刻修正を行うほか、運用変更により227系の運転区間拡大も見込まれる。
今後227系の岡山支社への増投入に伴いJR西日本でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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