韓国鉄道KORAILは2024年11月19日、プレスリリースにて11月30日に西海線を部分開業・平沢線旅客化に合わせダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 中部内陸線延伸へ!
今回の2024年11月30日韓国鉄道KORAILダイヤ改正では、中部内陸線を延伸する。
韓国鉄道KORAILでは2024年11月~2025年1月にかけ新線開業が7件続く祭り状態であり、今回は11月2日の西海線および平沢線開業に続き2件目である。
今回開業するのは中部内陸線忠州~聞慶間の36.4km、4駅間となっている。最高速度は200km/hで、板橋~聞慶間を1時間31分~1時間35分で結ぶ。
全線運賃は準高速列車KTX-EUM基準で17,400ウォン(約1,800日本円)となっている。
2. 1日4往復のまま運転も終列車大幅繰り下げへ!
今回の2024年11月30日韓国鉄道KORAILダイヤ改正では、中部内陸線でダイヤ改正を図る。
板橋~聞慶間で準高速列車KTX-EUMを1日4往復運転する。板橋~忠州間で運転していた準高速列車KTX-EUM4往復を踏襲するが、片道所要時間を延ばしたのに相変わらず1運用のままで運用するため列車運行時間が拡大している。
運転開始は忠州6時30分発から聞慶6時25分発に5分繰り上がっているほか、運行終了は忠州20時50分着から聞慶23時09分着に大きく繰り下がっている。このため板橋からの中部内陸線最終列車KTX737列車が板橋19時45分発忠州行きから板橋21時36分発聞慶行きに2時間51分繰り下がっている。
ただ中部内陸線各駅に停車位置目標を見るに、今のところ準高速列車KTX-EUMで運転しているが2024年12月末より特急格電車ITX-マウム6両編成に格下げ・値下げする可能性がある。つまり今回開業した中部内陸線忠州~聞慶間の準高速列車の運転はたった1か月で終わるかもしれないのだ!
このほか板橋~夫鉢間で中部内陸線列車と線路を共有するソウル首都圏電鉄京江線では最大10分の時刻修正を行う。
3. 結び
今回の2024年11月30日韓国鉄道KORAILダイヤ改正では、中部内陸線忠州~聞慶間沿線に合わせダイヤ改正を行った。
今後2025年にかけて続々と新線を開業しITX-マウムを大量投入する韓国鉄道KORALでどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
関連情報:韓国鉄道KORAIL、2024年11月30日にダイヤ改正 – X(韓国鉄道KORAILからの引用不可のためXで代用)
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