熊本市交通局は2022年3月29日、プレスリリースにてにて4月11日にダイヤ改正を行うと公表した( 市電の平日ダイヤ改正について )。また熊本電気鉄道は2022年3月30日、プレスリリースにてにて4月11日にダイヤ改正を行うと公表した( 4月11日(月)熊本電鉄鉄道線ダイヤ改正 )。今回はこれらについて見ていく。
1. 平日朝の新系統を継続設定へ!
今回の2022年4月11日熊本市交通局ダイヤ改正では、2021年11月1日~12月3日に実施した臨時ダイヤの内容を一部修正したうえでダイヤ改正に反映する。
これにより平日朝ラッシュ時には神水交差点始発を2本、新水前寺駅前始発を2本設定することにより、2021年11月の臨沂ダイヤと同様最大毎時18本から毎時22本運転にまで増発する。
このほか今回の2022年4月11日熊本市交通局ダイヤ改正では平日夕ラッシュ時にも増発を図る。上熊本発着のB系統は昼間も平日夕ラッシュ時も15分間隔(毎時4本)の運転だが、今回のダイヤ改正で17時台と18時台に2往復増発することで毎時5本化し、輸送力を25.0%増加することとなった。
ただ平日夕ラッシュ時のB系統の増発は運転間隔が不均等で、8~15分間隔となる。なおこのB系統の増発に伴うA系統の運転本数の減少はないため純増発となる。
2. 昼間と夜間に復便へ!
今回の2022年4月11日熊本電気鉄道ダイヤ改正では、熊本市交通局のダイヤ改正に合わせて実施する。
ダイヤ改正プレスリリースには投入したばかりの元静岡鉄道1000形を堂々と載せている。
今回のダイヤ改正では深夜に復便することとなった。今回復便するのは藤崎宮前23時30分発御代志行きで、金曜土曜のみに設定する。
なおこのほかにも5分程度の時刻修正を行っている。
なお熊本電鉄バスでは今回の鉄道線ダイヤ改正直線の2022年4月1日より深夜バスの運行を再開する。このことからも熊本では利用が元に戻りつつあると言えるだろう。
3. 結び
今回の2022年4月11日熊本市交通局・熊本電気鉄道ダイヤ改正では、利用が回復基調にあることから混雑緩和のための増発を図ることとなった。
今後熊本市交通局や熊本電気鉄道でどのようなダイヤ改正を行うのか、楽しみにしたい。
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