紅河路面電車は2020年10月29日、WEB版新聞記事にて10月30日に開業すると公表した( 10月30日起,红河有轨电车要收费了! )。今回はこれについて見ていく。
1. 新線開業へ!
今回の2020年10月30日紅河路面電車ダイヤ改正では、蒙自に路面電車を開業した。
本来中国では鉄道運営企業体名に都市名を入れるのが普通なのだが、今回は紅河を使ってしまい都市名の蒙自を使わないこととなった。
今回開業したのは市中心部にあるバスターミナル~蒙自北駅間の14駅間でとなっている。蒙自北駅では中国鉄路玉蒙線に乗り換えることができ、高速列車CRHに乗り換えて昆明に行くことができる。2013年までは蒙自駅から中国鉄路の快速列車で行けたことを考えると、長距離列車出発駅変更に伴う市内から郊外へのアクセス改善が強いのだろう。
運転間隔は全日終日全線15分間隔となっており、昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は100.0%となっている。
初終電を見ると、初電は北行き(バスターミナル発蒙自北駅行き)はバスターミナル7時15分発、南行き(蒙自北駅発バスターミナル行き)は6時25分発となっている。
また終電は北行き(バスターミナル発蒙自北駅行き)はバスターミナル21時45分発、南行き(蒙自北駅発バスターミナル行き)は20時50分発となっている。
2. 結び
今回の2020年10月30日紅河路面電車ダイヤ改正では、蒙自に路面電車が開業し利便性が向上した。
今後中国でどのように路面電車が開業するのか、見守ってゆきたい。
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