名古屋市交通局は2023年7月4日、プレスリリースにて地下鉄桜通線で9月16日にダイヤ改正を行うと公表した( 桜通線のダイヤ改正について )。今回はこれについて見ていく。
1. 平日昼間に減便へ
今回の2023年9月16日名古屋市交通局ダイヤ改正では、地下鉄桜通線でダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正では平日昼間を7分30秒間隔(毎時8本)から10分間隔(毎時6本)に減便し輸送力を25.0%減少する。これにより土休日昼間と運転間隔がそろう。
2023年に入り、横浜市営地下鉄グリーンラインや仙台市地下鉄南北線・東西線で減便を行い昼間が10分間隔となったが、仙台市地下鉄南北線はともかく基本的に利用の低い路線が昼間毎時10分間隔に減便する傾向にある。地下鉄桜通線は名古屋の地下鉄で四番手であるしそもそも土休日昼間は10分間隔になっていることから、平日昼間も減便しやすかっただろう。
2. 土休日朝にに減便へ
また今回の2023年9月16日名古屋市交通局桜通線ダイヤ改正では、土休日朝にも減便を図る。
土休日朝は6分間隔(毎時10本)から7分30秒間隔(毎時8本)に減便し、輸送力を20.0%減少する。土休日昼間は10分間隔(毎時6本)だし土休日夕方も10分間隔(毎時6本)なのだから土休日朝に66.7%も増発する必要はなく、7分30秒間隔でも足りるだろう。
名古屋市交通局では2022年9月17日地下鉄東山線ダイヤ改正で減便を図り1運用削減している。今後地下鉄名城線や鶴舞線でも減便してもおかしくなさそうだ。
3. 結び
今回の2023年9月16日名古屋市交通局ダイヤ改正では、地下鉄桜通線で平日昼間と土休日朝に減便を図ることとなった。
毎年少しずつ減便を行う名古屋市交通局で今後どのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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