南京地下鉄は2019年3月28日、プレスリリースにて3月27日に地下鉄1号線で、3月29日に地下鉄3号線と地下鉄4号線でダイヤ改正を行うと公表した( 南京地铁1、4号线工作日增投运力, 3号线延长运营时间 )。今回はこれについて見ていく。
1. 終日に渡り大幅増発へ
今回の2019年3月27日南京地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄1号線でダイヤ改正を実施した。
今回のダイヤ改正では、ほぼ終日に渡り増発が実施されている。
まずは平日朝夕ラッシュ時。2運用増加することで、最短2分20秒間隔で運転する時間帯を拡大した。
また昼間も3運用増加することで、4分46秒間隔から4分15秒間隔に短縮し、輸送力が12.2%増加した。
これにより昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は49.0%から54.9%に変化した。
2. 運転時間拡大へ
今回の2019年3月29日南京地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄3号線でダイヤ改正を実施した。
今回のダイヤ改正では、初電の繰り上げと終電の繰り下げにより運転時間の拡大が図られている。
まずは初電。南行き(林場発秣周東路行き)は林場6時00分発から5時50分発に10分繰り上げた。
次に終電。北行き(秣周東路発林場行き)は秣周東路23時00分発から23時10分発に10分繰り下げた。
3. ラッシュ時に増発へ
今回の2019年3月29日南京地下鉄ダイヤ改正では、2018年7月16日ダイヤ改正以来約8か月ぶりに地下鉄4号線でダイヤ改正を実施した。
今回のダイヤ改正では平日朝夕ラッシュ時に2運用増加することにより、増発が図られている。
平日朝ラッシュ時は5分台間隔から4分52秒間隔に短縮したほか、平日夕ラッシュ時は5分40秒間隔から4分52秒間隔に短縮し輸送力が16.4%増加した。
4. 結び
今回の2019年3月27日及び2019年3月29日南京地下鉄ダイヤ改正では、運用数の増加により各線で増発が図られた。
また運転時間の拡大で利便性が向上した。
今後路線拡大とともに南京地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守って行きたい。
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