青島地下鉄は7月2日、プレスリリースにて7月1日に地下鉄3号線でダイヤ改正を実施すると公表した( 7月1日起青岛地铁周末高峰行车间隔缩至5分55秒 )。今回はこれについて見ていく。
1. 地下鉄3号線で増発へ
今回の2018年7月1日青島地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄3号線でダイヤ改正を実施した。
地下鉄3号線は青島地下鉄で初めて開業した路線で、青島駅から青島市中心部の五四広場や繁華街の李村を経て青島北駅に至る全長24.480kmの路線となっており、最高速度は80km/hとなっている。
今回のダイヤ改正では平日昼間は7分10秒間隔から6分15秒間隔に短縮され、輸送力が14.7%増加した。また土休日昼間は6分15秒間隔から5分55秒間隔に短縮され、輸送力が5.6%増加した。
今回のダイヤ改正では平日朝夕ラッシュ時の増発は実施されず、平日朝ラッシュ時は4分25秒間隔、平日夕ラッシュ時は5分間隔で維持されることとなった。このことから昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)を計算すると、69.8%から80.0%に変化した。昼間の混雑が解消された一方、まだまだ利用に伸びしろがあるようだ。
2. 結び
今回の2018年7月1日青島地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄3号線で昼間に増発が実施され、利便性が向上した。
今後他の中国の地下鉄同様車両増備が実施され、平日朝夕ラッシュ時に増発を実施するのか、見守ってゆきたい。
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