山陽電気鉄道は2024年12月5日、プレスリリースにて2025年2月22日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 別府駅特急増停車へ!
今回の2025年2月22日山陽電気鉄道ダイヤ改正では、別府駅に終日直通特急・特急が停車することとなった。
これに合わせ別府駅ではホーム長を4両から6両に伸ばしている。
もっとも阪神電車との直通の関係で直通特急という名称は変えられないのだが、ここまでくると特急というより急行ではないかと思うのは気のせいだろうか。
なお白浜の宮・荒井は引き続き平日朝夕のみの直通特急停車となる。
2. 特急・S特急運転区間延長へ!
また今回の2025年2月22日山陽電気鉄道ダイヤ改正では、特急・S特急の運転区間を延長する。
まずは平日朝。東二見5時59分発山陽姫路行きを西代5時33分発山陽姫路行きに延長する。
また平日夕方は高砂発新開地・阪神神戸三宮方面のS特急3本を山陽姫路始発に延長する。なお山陽姫路→高砂間は各駅に停車することから普通車3本を置き換える。
3. 昼間の普通車新開地発着に短縮へ!
また今回の2025年2月22日山陽電気鉄道ダイヤ改正では、昼間の普通車を阪急神戸三宮発着から新開地発着に短縮、昼間の三宮・高速神戸に山陽電車普通車が乗り入れなくなる。
もっとも須磨浦公園までは山陽電車内各駅に停車する阪神特急が停車するため、直通電車がなくなることはない。が、山陽塩屋から先の特急通過駅では昼間の三宮・高速神戸直通電車がなくなるほか、阪神普通車に乗り換えるには新開地と高速神戸で、阪急普通車に乗り換えるには新開地と阪急神戸三宮で2回の乗り換えが発生するようになる。
これにより阪急神戸三宮~新開地間で昼間に毎時2本減便、阪急神戸三宮~高速神戸間は阪急特急8両編成毎時6本(10分間隔)のみの運転となる。
4. 結び
今回の2025年2月22日山陽電気鉄道ダイヤ改正では、別府駅に直通特急・特急が停車するようになるほか、平日朝夕の特急の利便性を増強する一方、普通車を原則阪急神戸三宮発着から新開地発着に短縮することとなった。
今後山陽電気鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
関連情報:2025年2月22日(土)に全線でダイヤ改正を実施 – 山陽電気鉄道
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