上海地下鉄は8月30日、プレスリリースにて8月31日に13号線(世博線)でダイヤ改正を行ったと公表した( 增投上线列车 启用新运行图 工作日早高峰运行间隔缩至3分30秒 8月31日起 13号线小幅增能 )。今回はこれについて見ていく。
上海地铁是8月30日,它宣布并于13号线(世博线)在新闻发布会上进行了修订时间表8月31日( 增投上线列车 启用新运行图 工作日早高峰运行间隔缩至3分30秒 8月31日起 13号线小幅增能 )。 这一次我们会看这个。
1. 13号線は新車導入により増発
上海地下鉄13号線は、日本でいわば大阪市営地下鉄千日前線のような路線で、そこそこ市中心部を通っているものの路線長が短いため利用者がほかの路線と比べて少なめとなっており、ラインカラーは桃色が採用されている。
今回の2017年8月31日上海地下鉄ダイヤ改正では、2017年に入ってから2度目の13号線のダイヤ改正が行われる。前回は2017年5月27日に実施されているが、それから約4か月後に行われることとなった。前回の2017年5月27日上海地下鉄ダイヤ改正では終日に渡り増発が行われたが、今回の2017年8月31日ダイヤ改正では平日朝ラッシュ時のみの増発となっている。
今回のダイヤ改正では、6両列車の3編成の増備により平日朝ラッシュ時の増発を可能とした。これにより平日朝ラッシュ時の運転間隔は4分間隔から3分30秒間隔にまで短縮し、輸送力が14.3%増加した。なお編成を増強したにもかかわらず平日朝ラッシュ時以外で増発が図られなかったのは、平日昼間は7分間隔で平日夕ラッシュ時は5分間隔での運転となっており、新車を追加投入しなくとも輸送量を賄えたからであると思われる。同様のことは2011年4月1日の横浜市営地下鉄グリーンラインでも実施されている。
2. 結び
今回の2017年8月31日上海地下鉄13号線ダイヤ改正では、車両の追加投入により平日朝ラッシュ時の輸送力増強が図られた。13号線は2022年に南方面の張江路まで延伸する計画があり、今後も発展が続く上海市や上海地下鉄網が今後どのようにダイヤ改正をするのか、楽しみにしたい。
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