上海地下鉄は2019年9月16日、weiboにて9月20日に地下鉄13号線でダイヤ改正を行うと公表した( 9月20日起，13号线将启用新列车运营图 )。また上海地下鉄は2019年9月27日、weiboにて9月29日に地下鉄17号線でダイヤ改正を行うと公表した( 9月29日起，17号线将启用新列车运行图 )。今回はこれらについて見ていく。
1. 金曜日・土曜日に終電延長へ
今回の2019年9月20日上海地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄13号線で2018年12月30日ダイヤ改正以来約9か月ぶりにダイヤ改正を実施する。
今回のダイヤ改正では、地下鉄13号線で金曜日と土曜日に限り終電を繰り下げる。
地下鉄13号線では金運路発22時30分発張江路行きと張江路22時30分発金運路行きが終電であるが、今回のダイヤ改正より金曜日と土曜日に限り金運路24時00分発華鵬路行き及び華鵬路24時00分発金運路行きが終電となった。これにより、金曜日と土曜日は金運路→華鵬路間で1時間30分、華鵬路→金運路間で1時間10分終電を繰り下げることとなった。
なおこのほかの時間帯での運転間隔の変更はない。
2. 車両増備でラッシュ時に増発へ
また今回の2019年9月27日上海地下鉄ダイヤ改正では、17号線で2018年9月28日ダイヤ改正以来約1年ぶりにダイヤ改正を実施する。
今回のダイヤ改正では、17号線で平日朝ラッシュ時に増発を実施した。
虹橋国鉄駅～淀山湖大道間は平日朝ラッシュ時約5分間隔から約4分30秒間隔に、淀山湖大道～東方緑舟間は平日朝ラッシュ時約10分間隔から約9分間隔にそれぞれ短縮した。
これにより平日朝ラッシュ時は輸送力が11.1%増加することとなった。
なおこのほかの時間帯の運転間隔変更や初終電の変更はない。
3. 結び
今回の2019年9月20日上海地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄13号線で金曜日と土曜日に限り終電を増発したほか、17号電でも平日朝ラッシュ時に増発を実施した。
12月下旬に向けて上海地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。
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